Korkersを買ってみた

鶴川に釣りに行った際、派手にすってんころりんとやって痛い思いをしたことは先に書いた通りです。翌朝には捻挫した左手首が腫れ上がり湿布&テーピング。我ながら情けない…。

「竿を持つ右手じゃなかったのが不幸中の幸いね〜」とは家人の弁。ウェーディングシューズがヘタってきて、ここんとこ何度もヒヤッとしていた矢先の出来事だったので、これを機に買い換えを決断しました。 続きを読む Korkersを買ってみた

マキシマリーダー

これまでリーダーといえば、TIEMCOVARIVASなどが出している、ナイロン製のごくごく一般的なものを使ってきました。近距離が主体のドライの釣り上がりにおいては、どれも大同小異だろうという思い込みが強く、そもそも他の選択肢について考えたこともなかったというのが正直なところです。ものによっては、OEM元をたどると一緒ということもありそうだし

それでも長さについては、7.5ft9ft12ft15ftあたりを色々と使ってみて、最近ではもっぱら9ftをストックしておくことが圧倒的に多いかな。私の場合、ライントラブルなんかを頻発させてしまうので、ほぼ毎回のように新しいリーダーに取り替えているのが実情です。 続きを読む マキシマリーダー

イタリア製の鼻メガネ

ティペットがアイに通らない──。進行する一方の老眼問題については、これまでもしばしば書いてきました。フライ交換が億劫→マッチしていないと感じながらも使い続ける→釣果に繋がらず場を荒らす、という展開を避けるためにも、拡大鏡/老眼鏡の類が欠かせません。

別エントリーの「あいを貫くのに必要なもの」「今期の便利グッズ~クリックリーダー」などで書いたように、これまで色々と試してきました。個人的にはFlipFocalがお気に入りで、いつも釣りの時に着用するキャップに付けっ放しにしています。ただし、その構造上、「ツバがある帽子」が前提になるので、寒いこの時期にニット帽を被りたいとなると使えないんですよね。 続きを読む イタリア製の鼻メガネ

​ 今季のサブロッド

今シーズンは、とりあえずは竹竿をメインにしてみようかなと考えています。ただし、乱雑に扱っちゃいかんという心理が働いたり、その重みに慣れていなかったりで、自然体で使えるようになるまで時間がかかるんじゃなかろうか。

木の枝がそこかしこに張り出した小渓流(時には藪沢)、あるいは、いつ雨が降り出してもおかしくないという状況でバンブーを振り回すのがためらわれる時、フィーリングは似ていながら、もっとカジュアルに使える竿があったらいいなぁ。──己の物欲正当化の理由を組み立てながら、物色し始めたのがグラスロッドです。 続きを読む ​ 今季のサブロッド

自作ネット2017(その1)

今期用の自作ランディングネットがほぼ完成し、後は網を括り付けるだけとなりました。今回はクレモナ糸を手編みするのではなく、お魚さんに優しい?リリースネットを装着してみることに。もっとも、ぴったりサイズの市販品が見つからなかったので、こちらも自作にチャレンジです。

さて、材料はどうしよう。洗濯ネットや、スポーツウエアの裏地に使われているような素材で、縫製が楽そうなのがいいんだよなぁ。そう考えながら新宿にある手芸用品大手のオカダヤさんに行ってみました。スタッフさんに相談すると、メッシュ素材を扱っているコーナーを案内いただいたんで、とりあえずは見てみることに。 続きを読む 自作ネット2017(その1)

ネットメイキング2017

解禁が近づいてくるこの時期、毎年恒例となっているのがランディングネットの自作です。今年もコツコツ作業を続けて、やっと完成が見えてきました。

フレーム材は、TROUT FESTAに行った際などにT-Craftさんのブースで見つけたもの(過去何回かに分けて調達済み)からチョイス。採用したのは、神代ニレ縮、ハワイアンコア、トチの3種類です。グリップ材は思うようなものが手に入らなかったので、ガレージに放置してあった古い竹材を使った積層タイプにしました。 続きを読む ネットメイキング2017

度入り偏光グラスを作ってみた

水面のギラツキを抑えるのはもちろんのこと、何かの拍子にフライが目の周りに飛んできた時の保護という観点でも、欠かせないのが偏光グラス。近視&乱視でメガネを常用しており、コンタクトレンズなんぞ使ったことないので、どうしても欲しくなるのが度入りの偏光グラスなのです。

これまではと言えば、普段使いのメガネにクリップオンするものや、スポーツサングラスの内側に度入りレンズ用の別枠を備えたものなどを、あれこれ試してみました(詳しくはこちら)。ここ数年は、ゾフの「Zoff FISHNG」やクーレンズの「AVENTURA」 を着用することが多かったかな。 続きを読む 度入り偏光グラスを作ってみた

バイスのバックプレート

目のピント調節機能が加齢と共に衰えてきて、タイイング時にはいろいろと苦労を強いられます。作業時のストレスを緩和するためには、まずはフック周りがスッキリと見えることが重要。バイスの向こう側に、無地の背景紙を置いておくだけで随分と見え方が違ってきます。

バイスのアクセサリーとして売られている専用品もありますが、これまでは身の周りにあったもので間に合わせていました。材料は、POP掲示用の自在クリップと、カメラの露出補正やホワイトバランス設定に使うグレーカードです。前者は、自由に形を変えられる棒状の構造体の両端に小型クリップが備わったもの。後者は、表がグレーで裏がホワイトの厚紙です(これは、たまたまあっただけで、未使用のハガキでも何でもよいかと)。 続きを読む バイスのバックプレート

バイスをアップグレード

「実はこれ、私も使っているんですけど、とてもいいですよ。お薦めです」──。ここはサンスイ池袋店。バイスコーナーで、前々から興味を持っていた「TMC バイスII 」を眺めていた際、いつもお世話になるスタッフ氏がそう話しかけてくれました。

これまで使っていたのは、同じくTMCの「ソリッドバイスHD」というモデル。毛鉤を自分で巻こうと多い立った時、とりあえずシンプルなエントリーモデルで始めようと手にして、そのままずるずる何年も使ってきたのです。この年末年始にかけてフライを巻き貯めておくにあたり、そろそろバイスを買い換えようかなと思ったのでありました。 続きを読む バイスをアップグレード