度付きのスポーツサングラス「AVENTURA」

またまたメガネのネタで恐縮です。先日、仕事先に向かって電車に乗っている時のこと、ふと中吊り広告が目に止まりました。「度付き対応の高機能スポーツサングラス登場!」とのコピーと共に、商品イメージが中央に掲載されています。

興味をそそられ、混雑した車両内をかき分けながらポスターににじり寄り、そこに書かれた情報をチェックしました。

「クーレンズ(Coolens)」ブランドの「AVENTURA」という商品。税別5,000円というお値段ながら、偏光レンズを含めて替えレンズ5枚付き。しかも、度付きレンズ(+2500円〜)を装着するインナーフレームも付属しているらしい。なかなか魅力的であります。

低価格メガネとしてZoffやJINSは思い浮かぶものの、Coolensって馴染みがありません。これまた興味を覚えて、iPhoneくんに尋ねてみました。埼玉県にあるエヌ・ティ・コーポレーションという会社の眼鏡事業部門が手がけているブランドらしく、すでに10年以上ビジネスしているみたい。知らんかった。

通常デザインのフレームに加えて、アニメ作品とのコラボモデルや受験生に向けた「すべらないメガネ」などで、これまでも話題をまいていたみたい。低価格路線を基本としながらも商品展開にこだわりや工夫が注がれているようです。

それはともかく、どこかで実物を見られるだろうか。店舗情報を確認してみたところ、仕事先からオフィスに戻る途中の新宿小田急百貨店2Fの「Leyel-TOKYO(レイエルトーキョー)」というショップにあるようです。ふむふむ。

──ということで、早速立ち寄りました。店舗の一角にCoolensコーナーがあり、件のAVENTURAの全カラーバリエーションが陳列されております。鏡に向かって、あれこれ掛け替えていると、女性スタッフさんが近づいてきて「お気に召しましたか?」とニッコリ。

度付きレンズについて尋ねたところ、

  • 手持ちメガネの度数を調べて、同じものでしつらえることも可能
  • 顔面にフィットする湾曲したフレームデザインゆえ、場合によっては視野周辺に歪みを感じることもある
  • なので、あらためて検眼し、見え方を確かめながら最適な度数を決めるのがお薦め

とのこと。

「では、フレームカラーはグレーでお願いします」──何となくの流れで即決してしまいました。その後、昨今のメガネ店でよく見かける自動検眼機で視力チェック。さらに、湾曲フレームと似通った形状の検眼枠(トライアルフレーム)にレンズをセットして、実際の見え方を確かめてみます。特に歪みも感じなかったのでOKとし、15分ほどで完了しました。

本体5,000円+レンズ代2,500円で、7,500円(税込み8,100円)也。会計後、45分で仕上がるそうなので、近くでゆっくりとランチを済ませて、最短の指定時刻に受け取ることにしました。それにしても、商品のことを午前に知り、午後イチには手にしているなんて、情報をチェックしやすくなったネット時代の恩恵を感じます。

標準で付いてくるレンズは、スモークミラー/偏光グレー/偏光ブラウン/イエローミラー/クリアミラーの5枚。アングラーにとっては、偏光タイプが濃淡2タイプ<濃度はグレー81%、ブラウン73%>付属するのはありがたい構成です。レンズ交換も楽なので、釣りの現場でシチュエーションに応じて使い分けるのもありかと。

そのほか、テンプル部を外して、ゴーグルタイプとして使うための専用ストラップが付属するのも気が利いています。私の場合、ジョギングなんかしていて鼻に汗をかくとサングラスがずり下がってくるので、それを抑止できそう。あと、スノボなどで派手に転倒しても、サングラスが吹っ飛ぶことがないかな。

まだ手にしたばかりなので、細部をチェックしきれてませんが、第一印象しては満足の製品。商品サイトによるとAVENTURAは限定生産品とのことなので、度付きサングラスを手軽に作ろうと考えている方は早めのチェックがベターかもです。

AVENTURAの外観。度付きレンズは内側の専用フレームにセットします
AVENTURAの外観。度付きレンズは内側の専用フレームにセットします
付属のポーチ型ケースには、本体装着以外の4枚のレンズを収容できます
付属のポーチ型ケースには、本体装着以外の4枚のレンズを収容できます
ゴーグルストラップを装着すると、こんな感じになります
ゴーグルストラップを装着すると、こんな感じになります

 

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