一泊三渓の釣り

4月14〜15日、とあるFF関連の集いがあって友人と泊まりがけで参加してきました。会場となったのは日川の上流にあるペンションすずらんさん。前々から「春の嵐が吹き荒れる」との天気予報だったけれど、少なくとも土曜日は大丈夫っぽい気圧配置となりました。

イベントは午後の集合だったので、早めに出発して釣りでもしましょうか。せっかくなら今まで行ったことのないエリアにしてみようということで、車中で相談しながら笛吹川に沿う雁坂みちを走ります。鼓川、琴川、徳和川などの支流を覗いてみるも、これという決め手がなくさらに上流へ。しばし行った、赤岩橋の前後が良さげに感じられたので、とりあえずここで竿を出すことにしました。

──水も綺麗だし底石の入り方も良いのですが、まったく反応がありません。途中、この辺りをホームにしているというルアーマンやテンカラ師に出逢ったので話を聞いてみると、皆さん「今日はダメですねぇ。今年はGWぐらいにならないと活性が上がらないかな」とのことです。何せ初めてなので手がかりがなく、早々に諦めることにしました。

笛吹川の上流域。しばし行くと赤岩橋があります

コンビニ弁当で簡単に食事を済ませ、今回の目的地である日川へと移動です。途中、山菜を売っているお店に寄り道(リョウブや行者ニンニクをゲット!)したりしましたが、12時半には勝手知ったる渓へと到着です。寸暇にちょろっと探ってみるも、チビアマゴを後方に飛ばすぐらいで心踊る展開とはならず…。

こちらは日川の上流部。水温は7度前後で渋い展開でした

メインとなる集いは、濃い〜FF先達諸氏20名ほどが一堂に会するとあって推して知るべし。この釣りの魅力をどう若い世代に訴求するか、健全な水系をどう維持運用するか、同志のコミュニティをどう創り発展させるか…もちろん自身の釣りの近況報告を織り交ぜながら話題は尽きることがありません。途中からアルコールも入り会場は遅くまで熱気に包まれたのでありました。

◇ ◇ ◇

明くる日曜は大雨で釣りにはならんだろう──。誰もがとっくに諦めていたはずなのに、宿での朝食を終えて一段落したあたりから空模様が好転し始めました。スマホで天気予報をチェックすると、この先は降らないばかりか太陽も顔を覗かせるらしい。脇を流れる日川は、夜通しの雨で水かさは増しているものの笹濁り程度で十分に釣りになりそうじゃありませんか。

さてどうしよう? この周辺に散ってお魚さんたちの様子を伺うのも手だけれど、前日の感触からして活性が今ひとつのような気がします。腕時計を見ると9時。堰堤工事の現場から上流で土砂流入が少ないエリアには、おそらくは第一陣の釣り人が入っているとも思われます。件のイベントはお開き&自然解散という流れとなったので、友人と2人、入渓点やポイントが頭に入っている行きつけの鹿留川へ場所変えすることを決断しました。

──河原に立ったのは10時半のこと。各々、好みの場所で4時間ほどのフリーフィッシングです。心配していた風はそれほどでもなく、結果的にはなかなかの釣日和かな? 出だしこそ渋く感じたものの、天候回復と共にカゲロウ、カワゲラなども出始めて賑やかしくなってきました。所々にある淵では散発ながらライズも見られます。

最初の1〜2匹が出たことで肩の力が抜け、ゆったり気分での釣り。こんな時はフライからも不自然な気配が消えるのか反応も良くなってきました。ほとんどが6寸前後ってところですが、たまに8寸クラスが顔を出して竿を曲げます。

小型が中心だけど、たまに8寸クラスが出ます

しばらく堪能した後、渡渉でコケそうになったりライントラブルをやらかしたりすることが頻発。集中力が切れてきたのは、どうやら空腹が原因かな。帰りの待ち合わせ時間も迫ってきていたので納竿とし、いつしか晴れ渡った空を眺めながら下山です。竿を畳んで歩いている時に限ってライズがあったりするのですが、もはやガツガツした気持ちもなかったので見物モードでスルーしました。

ややもして下りてきた友人も25㎝を筆頭によい釣りができたそうで笑顔満面。土日で3つの川を探った結果としては、最後のホームがやっぱり安定感があったかな。もっとも、易きに流れていては、いつまで経っても釣行先のバリエーションが増えません。今回、笛吹川水系の支流の幾つかにアテができたので、この先、何回かは足を運ぶことにしよう──友人とそんな話をしながら帰途についたのでありました。

前々からの予報では悪天候とされていたけれど日曜は晴れ上がりました

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