今季初釣行は竿の硬さに泣かされる。

待ちに待った解禁です。仕事が忙しくて仕掛けが事前に2個しか作れませんでしたが、どれほどこの日を待ちわびたことか
昨年は色々とイレギュラーが重なりましたが、今年の初回は嬉しいことに4人揃って例年通り日川へ行くことができました。

入漁券でいつもお世話になっている民宿のおばさんもお元気そうでまずは一安心。いつものように長くなりがちなお話も変わらぬ証、心休まります。いつもコーヒーごちそうさまです。
つい数日前に降ったという雪があちこちに残る渓相でしたが天気は良く、風は冷たいものの日差しは暖かでした。まぁ日向なんてほとんど無いのがこの時期の渓流釣りの難点ですが。それよりも、水量がとても少なかったのが想定外です。浅い川は苦手なので、一抹の不安を感じます。
その不安に拍車をかけるのが竿です。 続きを読む 今季初釣行は竿の硬さに泣かされる。

ありがとう山霧。

上州屋で(だけ)売っていたシマノ製の竿、山霧。思えば初めて買ったちゃんとした竿です。
手頃な値段なのに、しっとりグリップでないこと以外は全く不満の無かった良い竿でした。そう、過去形です。 続きを読む ありがとう山霧。

【尺】念願の一尾。【キタ━━━(゚∀゚)━━━!!】

チョー嬉しいので、その気持ちだけで書かせて頂きます。
2016年シーズン最後の釣行は日川。
メンバーの都合が合わず、ヒレピン子と関取(級)の友人とで、いつもお世話になっている民宿で一泊の小旅行です。土曜日は生憎の雨模様でしたが、それが良かったのかもしれません。 続きを読む 【尺】念願の一尾。【キタ━━━(゚∀゚)━━━!!】

釈然としない日川の釣りとは。

久しぶりの日川への釣行でした。
天気もまぁまぁ良く、朝の車内では「つりビット」も聞くことができ、しかも行き先はハズレの無い日川です。悪い一日になろうはずも無かったのですが。

いや、釣れたか釣れてないかと言えば釣れたのです。
21cmのイワナちゃん、24cmのアマゴちゃんが連れてくれました。
この時期恒例のビチビチくんたちを合わせればつ抜けもしております。その点に於いては満足です。不満であろうはずもない。
しかし、なんだか釈然としない。何故だろう。 続きを読む 釈然としない日川の釣りとは。

今更ながら仕掛けを変えてみた。(0.3号通し仕掛けの使い心地とは?)

第1回:今更ながら仕掛けを変えてみた。(何故針を結ぶことにしたのか)
第2回:今更ながら仕掛けを変えてみた。(では針を結びましょう)

さて、いくらか苦労しながらも思っていた程難しくはなかった針結び。大きな魚に対応できるか若干の不安を残しつつも、なんとか数を揃えることも出来ました。ちょうちん用の短い仕掛けなので、今回は結び目の少ないいわゆる「通し仕掛け」です。
通し仕掛けは、針から竿の穂先までの間に余計な結び目の無いのが特徴であり利点です。
結び目が無いということは水中での抵抗の受け方も(厳密に言えば)変わるはずですね。今回仕掛けを変えるに至った主旨、「自然に仕掛けを流す」ことにはある程度の貢献をしてくれるかもしれません。期待しましょう。
もう一点、余計な結び目が無いということは仕掛け全体の強度が上がるということであり、大きくて元気な魚を釣り上げた時(釣れればね)などにはその威力を発揮します。ちなみに、今までの仕掛けでも根掛かりの時くらいしか切れたことは無いんですがね。
では、この仕掛けでいざ日川へ。
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今更ながら仕掛けを変えてみた。(何故針を結ぶことにしたのか)

先日の日川泊まりがけ釣行から、少し仕掛けを変更してみました。
私の仕掛けはこれまで何年もの長きに渡り

  • 0.8号の移動式天井糸
  • 0.5号のライン
  • 6号の道糸(0.4号)付き針

という構成をメインで使用していたのですが、定例会などで「最近思うように釣れないなぁ」辺りの話の流れから、「仕掛けは軽い方が自然に流れる」と散々言われまくったので、今更ですが少し軽くする方向で仕掛けを作り直してみたのです。何故なら材料があったから続きを読む 今更ながら仕掛けを変えてみた。(何故針を結ぶことにしたのか)

釣りに於ける実に深刻な問題。

先日はドングリ隊長による謎の強行釣行で急遽鹿留に行くことになりましたが、本流系・上流系・中流系と色々な川を釣り歩いてきました。どこの川でも20cmクラスが釣れたので、釣果自体には満足しております。
長竿もちょうちんも堪能しましたが、標準仕掛けとテンカラが出来なかったのは残念です。

が、この日は問題が浮き彫りに。 続きを読む 釣りに於ける実に深刻な問題。

奈良子と葛野と春の空。

上野原インターの2km手前まで行き先が決まらなかったこの日の釣行でしたが、ドングリ隊長の一存で葛野川へ。実は内心行きたかった川なので、心の中ではシメシメ状態。この日の(個人的な)釣りのイメージは、本流系の広い川で長竿を手に、川の真ん中あたりをゆったり流してちょっと大きい魚を釣る、って感じだったので、葛野川は願ったり叶ったりです。

しかし、朝現場に着くとそこには一人のご老体が。 続きを読む 奈良子と葛野と春の空。

上がって下がってまた上がる。

久々に土曜日の釣行となった鹿留。日曜だとやっぱり次の日が気になります。
目指すは秘境・大沢です。今年の釣行は3回目ですが、まだイワナを見ていなかったので、そういう意味でも大沢は期待の川です。この時期ならまだそれほど人も入っていないだろうと思われるので、天気はイマイチでしたが一同ワクワクを抑えきれずに一路都留方面へ向かいます。
川幅は大したことはないのですが、大きな岩がゴロゴロ、短い落ち込みが何段も続き、この時期はまだ大丈夫ですが木も鬱蒼と茂る川なので、ここはもちろんちょうちん釣りです。4.5mの超硬調の竿に1.5m程の仕掛を取り付け、いざ出陣。
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バーブレスの功罪

早いものでシーズン終了から3ヶ月が過ぎましたが、皆さま釣りの虫が疼いておりませんか?

実は今シーズンはずっとバーブレスの針を使ってみていました。バーブレス、つまりいわゆる“返し”の無い針です。
元々はドングリ隊長が「服とかネットとかに引っ掛かってもすぐに取れるから便利だよ」と教えてくれたモノでした。隊長はよくそれらに引っ掛けているようなので、説得力も抜群です。釣れた時に予期しない所で魚から外れないかがイマイチ不安でしたが、特に針を呑まれた時には取り易くて良いかもしれないと思い、使ってみることにしたのです。実際呑まれ率はメンバーで一番高いですし、呑まれた針を外す時のお魚さんの痛そうな様子には以前からそれはそれは大層心を痛めていたのです。 続きを読む バーブレスの功罪