マキシマリーダー

これまでリーダーといえば、TIEMCOVARIVASなどが出している、ナイロン製のごくごく一般的なものを使ってきました。近距離が主体のドライの釣り上がりにおいては、どれも大同小異だろうという思い込みが強く、そもそも他の選択肢について考えたこともなかったというのが正直なところです。ものによっては、OEM元をたどると一緒ということもありそうだし

それでも長さについては、7.5ft9ft12ft15ftあたりを色々と使ってみて、最近ではもっぱら9ftをストックしておくことが圧倒的に多いかな。私の場合、ライントラブルなんかを頻発させてしまうので、ほぼ毎回のように新しいリーダーに取り替えているのが実情です。

という話をフライ歴の長い知人にしたら「一度でいいからマキシマのリーダー使ってみ~。違いが分かる男になること間違いなしだから」とのお勧め。私と同様?業界のマーケティングメッセージに上手く乗せられてせっせと貢ぐタイプの御仁なので半信半疑ではありますが、ちょっと興味が湧いたのでした。

いつも使うリーダーはTIEMCOやVARIVASのものが中心

ところでマキシマって何? その他のリーダーとしてTrout Hunterぐらいは知っておりましたが、マキシマについては恥ずかしながら、つゆ知らず。で、調べてみると…1920年代にドイツのMarkneukirchen(マルクノイキルヒェン)で設立されたのがルーツで、今はフィッシングラインの研究・開発・製造の大手。目下の主要拠点Bayern(バイエルン)なんだとか。へぇへぇ。ドイツで樹脂素材メーカーが発展するのは頷けるけど、「釣り」のイメージが個人的には希薄でした。日本では津田商会さんがT’sという事業ブランドで輸入販売しているみたい。

でもって当の「マキシマ(MAXIMA)リーダー」。いくつかのプロショップでの紹介を集約すると、「柔軟でありながら程よい張りがあって確実なターンオーバーやソフトプレゼンテーションが可能。そこにはテーパー部50%という独自設計が寄与している。とにかく使い勝手が良く、巻きぐせも気にならない」ってな所でしょうか。個人的には話半分と受け取るにしても、愛用者が多いってことには何か理由があるのでしょう。

知人に勧められるままマキシマ(MAXIMA)のリーダーを買ってみました

この手のものは自分で使ってみるしかありません。ということでオフィスから徒歩でも行けるHermitさんをお訪ねし、6X9ftのものを買ってみました。普段使っているのがお一つ240~270円であるのに比べると、マキシマの350円は高くも感じます。しかし前出の知人曰く「快適な状態が長く続いて交換頻度が減るからコスパは高いよ。ま、ラインさばきの未熟さによるトラブルはどうしようもないけどね」と。はいはい。

次回釣行に備えて、さっそくラインに結んでみました。先端部を覗いてはブラウンなのが印象的です。水面や水中での光の乱反射を抑え魚に警戒心を与えない、ってことらしいのですが、実際のところはどうなのでしょう。第一投目に枝に絡めて、あるいは、その前にリールから繰り出す時に失敗して、着水することなくダストボックスというオチだけはつかないように気をつけなければ。

ラインに接続。いつも結ぶはシンプルにして瞬着の力に頼って

「マキシマリーダー」への1件のフィードバック

  1. マキシマラインはもう30年ほど使用しています。
    リーダーはノッデッドで作りターンがスムーズなので毎年デザインを考えながら使用しています。
    しかし最近はなかなか手に入ることが困難になりました。
    どなたか4号から8号を購入出来るところを教えてください。

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