同じモノを買い直す虚しさ

南秋川に出かけた時、ティペットのスプールを何本かまとめたホルダーを紛失してしまいました。ベストの内ポケットのジッパータブの穴に、ホルダーのクリップを止めていたはずなんですが、何かの拍子に外れてしまったらしい…。

その日の行動を振り返ると、100mほどのエリアのどこかに落としたはずなのですが、探しても見つからず。岸ではなく、概ね川の中を遡っていたので流されたり沈んだりしたのかも!? 続きを読む 同じモノを買い直す虚しさ

歯車が噛み合わない1日

GW後半も連日の晴れ。渋滞の影響をあまり受けずにアクセスの良いところは…ということで秋川に行って来ました

7時半に現地に到着し、いつもの場所に車を停めて橋から川を覗きこむと…エサ釣り師が既に立ちこんでおります。うーむ。時間を空けて入ったとしても、ちょっと厳しいかな。諦めて、上流へ移動することに。 続きを読む 歯車が噛み合わない1日

「1時間一本勝負」×2

先の土曜日、FISH ON! 鹿留に行って来ました。総勢7人、現地でゆっくりカレーを作って食べ、その後に2〜3時間釣りを楽しもうという企画です。

ランチに思った以上に時間を費やしてしまった結果、午後券を買ったのは、13時半を過ぎてからのことでした。“釣り堀チック”な指定区画を団体として利用するなら追加放流しますとの進言がスタッフさんからありましたが、それはやめてネイティブゾーンで居残りのニジマスを狙うことに。この日、他のメンバーはエサ釣りだったので、独り、上流のルアー・フライ専用区に向かいます。 続きを読む 「1時間一本勝負」×2

日川の秋アマゴ

「そうだ。ここだよ、ここ」──。

仕事を何とか工面して実現した9月16日の日川釣行。車を停めた拠点から100メートルほど下ったトロ場の傍らで、思わず独り言が口を突きます。

あれは2年前のちょうど今時分のこと。鼻が曲がりかけた体高のあるアマゴを釣り上げた場所なのです。同行メンバーに自慢しようと一時キープ用のネットに入れた直後、目を離した隙にネットもろとも消え去るという珍事件?が起きた場所でもあるのです。 続きを読む 日川の秋アマゴ

川苔谷~粗忽者の憂鬱

朝から気温はぐんぐんと上昇しています。日原川の支流、川苔谷に分け入り、川沿いの林道をひたすら歩いて行くと、テンションもまたぐんぐん上昇していくのでありました。

自分にとっては初めて訪れる場所だし、先だって川苔山に登ったブッタくんの情報によると魚影もそこそこあったらしい…。それにしても、老若男女、登山客の多いこと多いこと。こんなんで釣りになるのだろうかという一抹の不安も。 続きを読む 川苔谷~粗忽者の憂鬱

“相棒”に恵まれないと釣りは楽しめない

晴れ渡った青空の下に真っ白な富士山。鹿留川に向かう途上、中央道・都留IC付近からの眺望は最高でした。渋滞もなくスイスイと目的地に近づき、否が応にもハイテンションに。今日はもしかして、いいことがあるんじゃん?

気分が盛り上がっているのには、もう1つ理由があります。おニューのウェーディングシューズなのです。これまでの愛用品が経年劣化で限界に近づいてきたことから替え時と判断。今回の鹿留釣行に間に合わせようと、前日に仕事の合間にダッシュしてゲットしたのでありました。 続きを読む “相棒”に恵まれないと釣りは楽しめない

何故かバレバレの件

行って参りました、初釣行。昨年と同様に山梨県は日川であります。

釣り始めた9時前ころ、気温も水温も4℃前後でした。寒いといえば寒いのですが、シーズンスタートとあって体が先走ります。

この日は、主にMSCを使ったニンフィングに徹しました。リーダー+ティペットの全長が14ft.強で、インジケーターを用いた、いわゆるルースニング。ちなみにロッドはグラスの7ft.です。 続きを読む 何故かバレバレの件

お守りのご利益

目の前に「お守り」があります。ジーザス&ヒレピン子の紹介で顔を出すようになったバーのマスターの粋な計らいで頂戴した品です。

半年ほど前からご用意いただいていたようですが、なかなかタイミングが合わず…。別途、店に出向いたご両名に託され、私の手元にやってきたのでした。先週の水曜日のことです。 続きを読む お守りのご利益

KAVUをかぶって悟ったこと

部屋の片隅に、放置されて久しい帽子が転がってます。

KAVUの「CHILLBA(チルバ)」。日本の菅笠というかベトナムのノンラーというか…。真上から見るとまん丸、真横から見ると二等辺三角形。つまり円錐型をしたユニークなデザインが特徴です。 続きを読む KAVUをかぶって悟ったこと

脳裏に焼き付いた1匹

それは昨年9月の土曜、いつものメンバーで山梨県の日川に出かけた時のことです。

テンカラで見慣れた渓相を釣り上がり、民宿の下流域にあるちょっとしたポイントにたどり着いたのは11時ころだったかな。個人的に好きなんですよ、この場所。大きな岩陰に身を潜め、イモムシくん毛鉤を流心脇に何投か振り込んだところ…来ました来ました、「ズンッ」という反応。すかさず竿を立てたところ、思った以上の引きです。 続きを読む 脳裏に焼き付いた1匹