装い新たなパックロッド

振り出し式のユニークな構造を持つパックロッド、「all in one Tele-Stick」。昨年のシーズンオフにトップから6番目のセクションを折ってしまって、しばしそのまま放置しておりました。

とはいえ、途中で藪漕ぎするような沢に折りたたんで持って行くには、これが便利なんですよね。夏になると涼しさを求めて支流に分け入ることも増えそうなので、思い立って修理に出すことに。 続きを読む 装い新たなパックロッド

「1時間一本勝負」×2

先の土曜日、FISH ON! 鹿留に行って来ました。総勢7人、現地でゆっくりカレーを作って食べ、その後に2〜3時間釣りを楽しもうという企画です。

ランチに思った以上に時間を費やしてしまった結果、午後券を買ったのは、13時半を過ぎてからのことでした。“釣り堀チック”な指定区画を団体として利用するなら追加放流しますとの進言がスタッフさんからありましたが、それはやめてネイティブゾーンで居残りのニジマスを狙うことに。この日、他のメンバーはエサ釣りだったので、独り、上流のルアー・フライ専用区に向かいます。 続きを読む 「1時間一本勝負」×2

川苔谷~粗忽者の憂鬱

朝から気温はぐんぐんと上昇しています。日原川の支流、川苔谷に分け入り、川沿いの林道をひたすら歩いて行くと、テンションもまたぐんぐん上昇していくのでありました。

自分にとっては初めて訪れる場所だし、先だって川苔山に登ったブッタくんの情報によると魚影もそこそこあったらしい…。それにしても、老若男女、登山客の多いこと多いこと。こんなんで釣りになるのだろうかという一抹の不安も。 続きを読む 川苔谷~粗忽者の憂鬱

竿は文句なし、されど魚信なし

試してきました、振り出し式のフライロッド<アクアビット/all in one Tele-Stick>。先日、鹿留川に釣行に出かけた時のことです。

27cmほどの本体のエンドキャップを取り外し、スルスルとブランクを引き出して固定すれば7インチ3番ロッドの準備完了です。後は通常通りにガイドにラインを通して、いざ実釣開始。あ、そうそう、ガイドがちゃんと一直線上になるように調整することを怠ってはいけません。 続きを読む 竿は文句なし、されど魚信なし

1フィート弱のフライロッド

子供の頃、スパイに憧れたことがありました。とはいっても興味の先は諜報活動ではなく“専用グッズ”。ペンに仕込んだカメラとか、切手の裏に隠せる盗聴器、あるいは腕時計の形をした無線機…。「超小型の中に機能を凝縮」というモノに心惹かれたんですね。

その昔、とあるマスコミの就職面接を受けた時のこと。「偉大な工業的発明品を3つ挙げるとしたら?」と問われ、思いつくまま「車輪とメガネと…えーっと…ミニスカートですかね」と答えて失笑されたような記憶も。 続きを読む 1フィート弱のフライロッド