晩夏のアウトサイダー

落ち込みに続くプールには、2本の流れの筋。その間にできた緩流帯にエルクヘアカディスを落とすと、下から黒い影が浮上してきて躊躇なく吸い込みました。すかさず合わせると小気味よい引きです。やっと釣れた! 朝から極小ヤマメばかりだったので、そこそこのサイズを思わせる竿のしなりに安堵しつつ、ここでバラしちゃいかんと気を引き締めます。 続きを読む 晩夏のアウトサイダー

GoProでのランディングシーン撮影その後

古いOrvisのランディングネットに、GoProを取り付ける細工を施したことを先日書きました。それを手に、釣りに臨んだのは5月30日のことです。

前回、インスタネット+GoProで釣果のコマ撮り撮影を試みた時、結果の画像を見て、もう少しネットを俯瞰するようなアングルにできないかなぁと感じました。そこで、REC-MOUNTSの延長アダプタ(75mm)を入手。ベースマウントとGoPro本体の間にかませ、気持ちだけグリップから離れた位置にセットできるようにしました。通常時はエンド方向に倒しておくことで、岩や木にぶつけるリスクを緩和できるかな。 続きを読む GoProでのランディングシーン撮影その後

フライから我欲を消すことの難しさ

5月30日の午前、奈良子川の中流域に竿を出しました。初めて入渓するエリアなので勝手が分からず、とりあえずゆっくりと釣り上がりです。少し行くと、陽当たりのよいヒラキがあって、その中央辺りに1匹のヤマメがいるのに気が付きました。遠目に見ると、20cm弱ってところかな。 続きを読む フライから我欲を消すことの難しさ

防水フライケースの必要性

靴底のフェルトが擦り減ってきたのか、はたまた運動神経が擦り減ってきたのか、釣り上がっている最中に転倒しそうになることが多い今日このごろです。

過日の鶴川釣行でも、ごく普通の瀬を対岸に渡ろうとして足を滑らせ、前のめりの格好で撃沈。“おまつり”解きに苦戦していた同行メンバーの元へ駆け寄ろうとした時のことで、眼前のハプニングに彼らの失笑をかったのは言うまでもありません。 続きを読む 防水フライケースの必要性

頼れるJimny、そしてLeatherman

いくらアクセルを踏み込んでも、前輪が砂埃を舞い上げて空転するだけ。周囲に虚しい音が響き渡ります。どうやら完全にスタックしてしまったらしい──

◇ ◇ ◇

都留方面に釣りに出かけた日。午前の大沢を後にして、クルマで次なるポイントを探していた時のことです。鹿留川の下流域をウロウロしているうちに、集落に掛かる細い橋を渡り、川沿いの道へとたどり着きました。 続きを読む 頼れるJimny、そしてLeatherman

前のめりを自覚した日

今シーズンのラスト釣行で日川に行った日、手にして間もないGoProで試し撮りしてみました。 シャツの上にチェストハーネスを身に付けてカメラ本体を胸部に固定。さらにフィッシングベストを着用するスタイルです。リモコン「Wi-Fiリモート」をベストのDリングにぶら下げて、そいつで録画のオン/オフをすることにしました。

ビデオ解像度の設定は、よく分からないまま「1080p/60fps」、画角は「超広角」です。別に用意しておいた偏光フィルターは、固定用の爪が現地であっさり折れたため装着しておりません。光が比較的よく回り込んでいる瀬があったので、早速スイッチオン。特に意識することなく、ごく普通に釣りを始めてみます。 続きを読む 前のめりを自覚した日

もう1つの落とし物

鹿留川と柄杓流川を釣り楽しんだ1日。いつもより早めの午後3時半に納竿し、体中にたっぷりかいた汗を流すために日帰り温泉に向かうことにしました。

クルマを停めていたのは、雑草が生い茂った河畔のスペース。切り返しに苦労しながら、やっとこさ転回し舗装された道に出ました。やれやれと通常の運転姿勢に戻ってルームミラーに目をやると、そこに映る後方視界が何だかいつもと違うような…。明るくスカッとしているのです。 続きを読む もう1つの落とし物

金色の大イワナ

夏休みの大渋滞を避けて、前日深夜に鹿留川のほとりに移動しました。午前3時、空を見上げると見事な天の川です。こんなに綺麗な星空を見るのは久しぶりだなぁと感動していたら、一筋の光が! おお、流れ星じゃないですか。そういやペルセウス座流星群のシーズンなんですね。ポカンとしていて、お祈りごとするの忘れちゃいました。でも、良いことがありそうな予感。 続きを読む 金色の大イワナ

期待は失望のはじまり〜料理編

各自、ワンバーナーを持参。“コンビニで調達できるもの”を条件に味を競うべし」──これが、先日でかけた日原川釣行におけるランチメニューのレギュレーションでありました。

個人的には、「鍋焼きうどん」にしようとの構想。温めるだけと極めて手軽だし(Jetboilに五徳という簡単装備でOK)、味も侮れないですからね。最後に塩むすびを入れて雑炊ってのもいいかも。“季節感を考えろ”、“少しは調理しろよ”とメンバーに言われそうですが、まぁいいじゃないか。好きなんだもん。 続きを読む 期待は失望のはじまり〜料理編

何かの呪いかあるいは仏罰なのか。

前回の釣行では、それはもう何かに取り憑かれていたんではないかというくらい、みんなに不幸な出来事が重なっていました。せっかくなので、今日はその無様な様を列挙しておきたいと思います。

 

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