殿様気分とロールキャベツ

忘れないうちに、今シーズン第1回釣行時のランチについて記録しておこう。

いつの日からか、「ウインナー&シシトウのソテー」が我々の前菜の定番となっている。もし、日本ソーセージ消費促進協会なる団体があったとしたら、特命大使に任命されてもいいぐらいだ。ところがこの日は事前の連絡が徹底できておらず、現地にいってから「あ、忘れた!」という展開。無類のシシトウ好き(珍しい?)としては、やや残念なスタートとなった。

エゾシカ刺身の水菜添え。スライスした新鮮なフィレ肉を、おろしニンニク/ショウガとともに。写真はジーザス提供

その代わりとしてテーブルに乗ったのが 続きを読む 殿様気分とロールキャベツ

不揃いのフライたち

3連休の最終日、首都圏は朝から小雨が降っていた。特に予定もないので、ずるずると9時まで惰眠をむさぼる。しかし、それ以上は眠れそうもなかったので起き上がり、濃いめのコーヒーを淹れる。それにしても家中が静かだ。どうやら、残る家族3人はまだ寝入っているらしい。

そんな午前、久しぶりにHDDレコーダーの電源を入れ、指定キーワードを基に勝手に録画された番組をチェックする。その中にBSフジの 続きを読む 不揃いのフライたち

フォールディングナイフ

昨日、OPINELのフィレナイフ(effile,15cm)を探しがてら道具箱などをひっくり返していたら、ほかにもフォールディングナイフがいくつか出てきた。もう何年も忘却の彼方で、手入れすることもなく放置プレー状態。きまぐれなオーナーの手に渡ったナイフ達は不幸である。

上からBUCK<110>、BENCHMADE<STRYKER>、OPINEL<effile>

最初に出てきたのは、バック(BUCK)の#110<ワンテン>こと、Folding Hunterだ。もう20年以上も昔、 続きを読む フォールディングナイフ

連休初日の”InDoor”生活

3連休ではあるが、特段の予定がない。大震災以降、どこかへ積極的に出かけようという気が湧いてこないのだ。もっとも、クルマに残っているガソリンも少ないのだけれど…。周辺には、在庫払底で営業を見合わせているGSがまだ目立っている。

穏やかな日中は、クルマや家の中に散在しているアウトドアグッズを片付けて過ごす。そんなつもりは無かったのだけど、フィッシングベストに入れておいたはずのナイフ(OPINELのフィレナイフ)が見つからずに探していたら、 続きを読む 連休初日の”InDoor”生活

Crush on Her

昨シーズン(2010年)の釣行で、忘れがたい1日がある。7月31日の土曜日に、山梨県の丹波川に出かけた日のことだ。いつものメンバーがJR中央線M駅に6時に集合し、私がクルマでピックアップして総勢4人で出かける段取りであった。

予定時刻より少し早めに到着した私は、駅前ロータリーからちょっと外れた一方通行の細道にクルマを停めた。で、エンジンを切った時、何か違和感を感じた。嫌な予感がして再びキーを回すと… 続きを読む Crush on Her

どんぐり秘話

──それはもう10年以上も前の話である。

秋も深まったある平日、職場の仲間とゆっくりとランチに出かけた。いくつかの店が並んでいる中で、私が率先して「ここにしよう」と決めたのは瀟洒なカントリー調のカフェレストランである。ホワイトシチューが美味しいという噂で、前々から気になっていたのだ。店内に足を踏み入れると、 続きを読む どんぐり秘話

フローズンニンフ

今年になって始めたフライフィッシング。最初の悪戦苦闘ぶりは前回のエントリーで触れた通りだが、その後は一体どうなったか…。とにもかくにも、未熟がゆえに木々が覆い被さることなく開けた空間を選ばなくてはキャスティングもままならない。あたりをキョロキョロと見渡し、トラブルが少なそうな場所に移動しては「今日は練習!」と割り切ってロッドを振ってみる。

事前に自宅近くの公園で練習した時は、ラインはそれなりの方向と距離にコントロールできていた気がしていた。ただしその時、 続きを読む フローズンニンフ

解禁の渓に花咲か爺あらわる

もしかして、私がメンバーのエントリー第1号だろうか? ちなみに私はサイト上で「ドングリ」を名乗ることになった。ネーミングの由来は後日の話題に譲るとして、以後よろしくであります。

さて、待ちこがれていた渓流シーズン2011のスタートである。個人的に、今年のテーマは「フライフィッシング」。しばしの間をおいて渓流釣りに本格復帰したのは2008年のこと。最初の2年は餌釣りで過ごし、 続きを読む 解禁の渓に花咲か爺あらわる