フォールディングナイフ

昨日、OPINELのフィレナイフ(effile,15cm)を探しがてら道具箱などをひっくり返していたら、ほかにもフォールディングナイフがいくつか出てきた。もう何年も忘却の彼方で、手入れすることもなく放置プレー状態。きまぐれなオーナーの手に渡ったナイフ達は不幸である。

上からBUCK<110>、BENCHMADE<STRYKER>、OPINEL<effile>

最初に出てきたのは、バック(BUCK)の#110<ワンテン>こと、Folding Hunterだ。もう20年以上も昔、アウトドア用のナイフを1本購入しようと思い立ち、とりあえずは定番モデルに手を出した。ソロや家族でのキャンプにいつも持って行っていたはずだが、こいつで何かモノを切った記憶があまりない。自分の行動範囲やアクティビティにおいては、ややオーバースペックだったのかもしれない。ベルトループに常にぶら下げていた、スパイダルコ(SPYDERCO)の波刃のBUGの方がよっぽど出番が多かった気がする。

ロック機構がしっかりして使いやすかったBENCHMADE

そのスパイダルコを紛失してしまい、代わりに愛用していたのがベンチメイド(BENCHMADE)のSTRYKER。これも昨日、久しぶりに見つけて手にした。たしか10年ほど前のことだが、仕事で岐阜県関市を訪ねた際に、あるナイフショップの主人が譲ってくれたものである。手にしっくりくる大きさといい、右親指のアクションでさっと開くブレードといい、何とも使いやすかった。2004年の夏、岩ガキをこじ開けようとして失敗し、左手親指をザックリと切ったのもこのナイフだ。

いずれも金属部の輝きは濁り、可動部の動きも鈍くなっていた。だが幸いにも、ブレードはさほど傷んでいない。爪に刃を当ててみると、そこそこの切れ味は残っていて安心した。丁寧に手入れを施せば、ある程度は復活してくれそうだ。よし、今年はフィールドに持ちだそう。でも、いったい何を切るのか…。きっと手でも開けられるウインナーの袋をカットしたり、リンゴの皮を剥いたりすることで満足するんだろうなぁ。(By ドングリ)

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