弾込め開始

気がつくと1月も終盤。急に冷え込む日があったりしつつも、陽の光は春に向かって力を蓄え始めたかのように感じます。油断していると2月もあっという間に過ぎ去って、いざ解禁という時に、フライの弾不足で慌てふためくってことになりそう

ということでで、この土日は重い腰を上げてタイイングを始めました。何よりも優先しなければならないのは、通期で使える汎用的なドライフライの量産です。小渓流でのブラインドの釣り上がりが中心で、とりあえずの反応を伺うのに重宝するパラシュートやエルクヘアカディス、CDCソラックスあたりが私にとってのスタメン達。シーズンに突入した後、釣行の直前には、川や季節、時々のマイブームに合わせた変化球を巻きたくなるので、オフのこの時期は、平凡でありながらも手元に備えておきたいスタンダードフライを巻くことに集中です。

手始めはEHCから(マテリアル類を突っ込んでいるケースを開けたら、たまたまナチュラルブルエルクが目についたんで)。年末にゲットした「TMCバイスIIの使い心地は上々です。フックはがっちり固定されるし、ボディハックルの下部をカットする時なんかも、フライのポジションを自在に変えられるので作業効率が上がります。ボディのダビング材の色を変えたバリエーションで、とりあえずは土曜日に20本を仕上げました。

今年になって最初に巻いたのはEHC

続いて日曜日に巻いたのは、パラシュートです。ポストはエアロドライウイング、ボディはスーパーファインダビングと、何の変哲もない量産バージョンであります。去年、ものによってはハックルの固定が甘くて解けてくることがあったので、最後のヘッドセメント(瞬接)でのフィニッシュだけは気を使いました。

量産効率重視のパラシュートたち

ちなみに、フックはどちらもTMC100SP-BL14番です。なんだかんだ巻きやすくて、バランスも良く仕上がるので、つい手が伸びちゃうんですよね。ついでにCDCソラックスも巻きたかったけど、今回は時間切れ。次の週末に持ち越しです。

これらの汎用ドライフライはC&Fの防水フライケース(L)に収納することにし、まずは2面のフォームにぎっしり詰まった状態でシーズンを迎えたいところです。とはいえ、まだまだスカスカの有り様。あと1カ月で、どこまで埋めることができるか。自分にプレッシャーを与えるためにも、まずは100本入りのフックをまとめ買いしてこようかな。

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