弾込め開始

気がつくと1月も終盤。急に冷え込む日があったりしつつも、陽の光は春に向かって力を蓄え始めたかのように感じます。油断していると2月もあっという間に過ぎ去って、いざ解禁という時に、フライの弾不足で慌てふためくってことになりそう

ということでで、この土日は重い腰を上げてタイイングを始めました。何よりも優先しなければならないのは、通期で使える汎用的なドライフライの量産です。小渓流でのブラインドの釣り上がりが中心で、とりあえずの反応を伺うのに重宝するパラシュートやエルクヘアカディス、CDCソラックスあたりが私にとってのスタメン達。シーズンに突入した後、釣行の直前には、川や季節、時々のマイブームに合わせた変化球を巻きたくなるので、オフのこの時期は、平凡でありながらも手元に備えておきたいスタンダードフライを巻くことに集中です。 続きを読む 弾込め開始

今期の定番フライはEHC

家族の都合に合わせた個人的な釣りも含めると、今期はこれまで、3月の第二週を除いて、毎週末の土日どちらかは釣りに出かけていたのでありました。中にはドライブついでに数時間ってこともありましたが、5月までに13回というのは、なかなかのハイペース。

その一方で、平日は終電間際にやっと帰宅することがほとんどで、フライケースは常に品不足という状況に陥っております。でかける前日に必要最小限のものを慌ただしく用意するのが毎度のパターン。手早く巻けて、それなりの耐久性があり、汎用的に使えて、さらには魚の反応もまずまずってのが落ち着き所となります。 続きを読む 今期の定番フライはEHC

マシュマロカディス

沈みにくくて、よく見える─。キャスティングやメンディング等のコントロール力が伴わない私にしてみれば、そんなフライが魅力的に映ります。

その観点で興味を覚えたのが、マシュマロボディーをウイングにあしらうという試み。直接的には、FlyFisher誌の2013年7月号p74「フライがもたらすうれしい誤算」という記事、さらにそこで引用している同誌2012年10月号p52「バブルウィング」の記事を読んだことに起因します。 続きを読む マシュマロカディス