ハイテク繊維でできたフライカチーフ

ここのところ、CDCを使ったドライフライの登板頻度が高い傾向にあります。最初は高い浮力を発揮しますが、たまたま魚が釣れちゃったり、全く相手にされぬまま長時間使い続けたりしていると、水分を含んで浮きも見た目も悪くなっちゃうんですよね。

こんな時は、水っ気をできるだけ取り除いて元通りにするメンテ作業が必要です。カチーフなどでできるだけ水分を吸収し、乾燥用のケミカルをまぶして復活させるのが一般的なのかな?

前処理の水分吸収で、愛用していたのがアンプカの「ワンダークロス」。フライベストやバッグにくくりつけて、いつでも使えるようにしていました。ところが、前々回の釣行時にどこかで落としてしまったらしく。いざ出番という時に、いつものポジションに無いことに気づきました。

やむ無くポケットティッシュで代用です。とはいえ、その実力はかなりのもの。濡れたCDCを何回かに分けてティッシュに挟み込むと、かなりの水分を除去することができます。もしかして、今まで使っていたカチーフより高性能か!?

もっとも、事あるごとに一枚ずつ袋から取り出したり、用済みのものを丸めてポケットに溜め込んだりで、使い勝手はよくありません。誤って袋ごと水に濡らしちゃうと一巻の終わりだし。常に使い捨てで、使用頻度も少なくないとなると、心理的な抵抗もあります。

ということで、それ専用の品を買い直すことにしました。新宿サンスイに出向いて新調したのがティムコの「フライカチーフII」。最新のナノテクノロジーを使った高性能クロスというのが売りのようです。

推察するに、素材は帝人が開発した「ナノフロント」なんじゃないかな。難しいことはさておいて、超の文字がいくつも連なるような極細ポリエステル繊維の量産技術を確立した成果物です。とあるサイズの織布があるとして、ナノフロントの場合は表面積がこれまでの数十倍に達する結果、吸水性や吸着性、防透性が向上し、生地の肌ざわりが柔らかくなるんだとか。

実際に使ってみたのですが、なかなかの優れものです。水分除去は、それこそナノテクのなせる技で、吸い込み性能は申し分なし。素材自体、今のところ乾燥してカピカピになることもなく、常に柔らかいのも好印象です。

それにも増して感じたのが、偏光グラスのクリーナーとしての実力。大堰堤で水しぶきを浴びたり、梅雨時期のそぼ降る雨粒がついたり、時には渡渉途中でこけたり…レンズに水滴が付着することって多々ありますよね。その水分のみならず、油分などの汚れも、ちょちょいとレンズを拭くだけで綺麗さっぱり取り除くことができます。これは、すごい。

自分の使い方からすると 15×20㎝というサイズはちょっと大きいかな。ポケットから逐一取り出すのは面倒なので、できればベストやバッグなどに吊り下げておきたいところ。ちともったない気はするけれど、ハサミで適当な大きさにカットしてみようかな。ともかく、満足できるお買い物でした。

ティムコのフライカチーフII。超ファインポリエステルナノファイバーのハイテククロスなんだとか
ティムコのフライカチーフII。超ファインポリエステルナノファイバーのハイテククロスなんだとか

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