今期最後は鹿留川支流にて

今シーズンの締めくくりは鹿留川にしました。朝から天気は良好。早く現地に着いて釣り始めたいと急く気持ちと裏腹に、中央道は事故渋滞の影響で遅々として進みません。結局、都留ICを下りたのは9時を回ってしまいました。

前回、鹿留川に来たのは5月24日なので、約4カ月もブランクが空いたことになります。その間、何があったかは知りませんが、林道の途中は大々的な補修工事の真っ最中。大規模な土砂崩れでもあったのかな!? いつも車を停めるあたりには、その場に似つかわしくない重機の音が瀬音をかき消すように響き渡っておりました。

午前の部に竿を出したのは、その工事現場より上のエリアです。前回、型の良いイワナを掛けたポイントがあり、やはり気になって、真っ先に足が向いてしまいました。

ゆっくりと近づいてキャスト。小さめの魚(多分、イワナ)が浮いてきてフライを突くのが見えましたが、吸い込みません。その後は、二度と出てくれず…。他のポイントも同様で、どうやらかなりスレている様子です。普段からプレッシャーが高く、この時期となっては相当賢くなっているんでしょうね。他のメンバーも同様で、正午までの2時間半は総スカンを食らってしまいました。

水炊きをつつきラーメンで締めて腹ごしらえは完了。仕切りなおして午後の部です。鹿留川の本流筋には見切りをつけて、支流の大沢に入ることにしました。キャンプ場をやり過ごし、やや上流に向かった先に停車。それぞれ、目的の場所へと散り散りとなったのでありました。

──流れが細く木々が覆いかぶさった急峻なヤブ沢です。ライントラブルを避けるために手にしたのは6ftジャストのショートロッド。連続する小さな落ち込みをピンポイントで狙っていくような釣りになります。せいぜい4〜5mってところの近距離戦で慎重なアプローチが必要ですが、身を隠す大岩には事欠きません。

この日、メインで使ったのはCDCソラックスダンとライツロイヤル(いずれも#12)。陽の差し込まない暗い谷でも見やすく、ここのところのお気に入りです。ジェル状のドライマジックを薄く塗り込んで、水面にふわっと落とすことを心がけます。

約2時間半の結果はというと…イワナ8、ヤマメ3と出来すぎの展開。サイズはせいぜい20cmちょいと小ぶりですが、テンポよく出てくれるので楽しめます。午前と一転して最初の1〜2投で疑いなく吸い込むことが多かったのは、やはりヒトが入ってなかったからでしょうか。

相対的に大きめの落ち込みには、魚がたまっているようでもありました。この日、最後に立ったのは、いつぞやに大きめのイワナを釣り損なった場所です。シーズンを締めくくる大物を…という期待は簡単に裏切られましたが、それでも、キョトンとした表情の無垢なイワナが立て続けに3匹もヒット。ちょっとしたハッピーアワーを楽しませてもらいました。

そうこうしているうちに名残惜しくも時間切れ。薄暮が迫る中、クルマを停めた場所へと戻ります。久々の“ツ抜け”が嬉しい反面、今期もおしまいかと思うと寂しく、心境は複雑。ウェーダーを着替えるのも、いつもになく時間をかけ、最後は自分に言い聞かせるようにロッドをケースに仕舞いこんで、シーズン2014が幕を閉じたのでした。

個人的印象としては大沢はイワナの沢
個人的印象としては大沢はイワナの沢
時々、ヤマメも交じります
時々、ヤマメも交じります

 

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