砂に埋まった日川

「えっ、フライをやるんですか? 私もテンカラやルアーにハマってるんです。今度、是非ご一緒しましょうよ」──。仕事で初めてお会いしたにも関わらず、“同志”と判明してからは、まるで旧知の仲のように打ち解けて話が弾み出したのでありました。

ことの発端はといえば、ビジネス上の互恵関係を探る打ち合わせの席上、アイスブレークとして、とある山懐でツキノワグマに遭遇して肝を冷やした一件を明かしたことにありました。「なんでまた、そんな場所に行ってたんですか?」「実は渓流釣りが好きで、その時はフライフィッシングという毛鉤釣りの一種の…」と言葉を継ごうとしたら、冒頭のような切り返しがあったのです。 続きを読む 砂に埋まった日川

【釣行データ】2017年09月09日(土):日川

<釣行基礎データ>

釣行月日:20170909()
対象河川:日川(山梨県甲州市大和町)
管理漁協:峡東漁業協同組合
入漁券代:800円(前売り)

参加会員:ドングリ、ヒレピン子、ジーザス、SGKY、ゲスト1名
釣り手段:エサ釣り、フライ、ルアー
所要時間:往路~約80分 <調布IC大月IC>+約30分<R20を勝沼方面に向かい笹子トンネルを抜けた先の景徳院入り口を右折>
天候水温:晴れ 水温18度前後

昼食献立:天目庵で定食 ※外食
帰途入浴:なし
帰途夕食:宿泊組は高山荘にて、日帰り組はなし

特記事項: 続きを読む 【釣行データ】2017年09月09日(土):日川

クマ!腰が抜けた顛末

何の変哲もない平瀬で14番のEHCに飛び出したのは22センチの綺麗なヤマメでした。上流の沢筋を釣り上った午前はパッとしない展開に終始したんだけど、場所を中流域に移動した午後は幸先の良いスタートです。

ティペットをフロロに変えてみたのが良かったのか、ここ何日も人が入っていない場所に恵まれたのか…。すぐ上でも、フライにヤマメが一発で飛び付いてきました。時合ってやつでしょうか? ──9月2日の土曜日、久しぶりにメンバー4人揃って鹿留川に出かけた時のことです。 続きを読む クマ!腰が抜けた顛末

【釣行データ】2017年09月02日(土):鹿留川

釣行月日:2017年09月02日(土)
対象河川:鹿留川(山梨県都留市)
入漁券代:1200円(前売り)
管理漁協:都留漁業協同組合

参加会員:ドングリ、ヒレピン子、ジーザス、ブッタ
釣り手段:エサ釣り、フライフィッシング
所要時間:往路〜約70分<調布IC→都留IC>+10分<一般道>
天候水温:くもり 時々 晴れ  水温16度前後

昼食献立:つけ麺(つけ麺の達人・濃厚豚骨醤油)
帰途入浴:なし
帰途夕食:ふじや(山梨県都留市四日市場)※1人は都合により直帰  続きを読む 【釣行データ】2017年09月02日(土):鹿留川

フロロのティペット

リーダー+ティペットが極端に長いと持て余してコントロールできないので、川の規模(≒ロッドの長さ)に応じて12ftもしくは9ftのリーダーにティペットを1ヒロほど足すのが、このところのシステムです。

リーダーはTIEMCOやVARIVAS、MAXIMA、TroutHunterなど手持ちのものからその日の気分でチョイス。太さは5xか6xで、素材はどれもナイロンです。一方のティペットもごく標準的なTIEMCOのMisty Plus(ナイロン)の5x〜8xをベストに常備し、6xや7xあたりを中心に使うことが多いかな。ドライでの釣りにはしなやかなナイロンという固定観念が自分の中にあって、特に問題も感じておりませんでした。 続きを読む フロロのティペット

替えソールのDIY

今季からメインのシューズとして使い始めたKorkersのダークホース。ダイアル式のフィッティング機構「BOA」による着脱はとっても楽チンです。ソール交換システム「OmniTrax 3.0」も優れもので…と書きたいところだけど、私が常用するフェルトソールの場合、どうにも磨り減るのが早い気がするのです。

標準的な「Plain Felt」は、すでに3セット(うち1セットは購入時に付いてきたもの)目に突入しました。より耐久性が高いとされるラバーソールも試したけれど、標準のKling-On Sticky Rubberはグリップ力が今ひとつ心許ないし、スタッド付きのそれはカチャカチャいう接地の感触がどうも馴染めません。 続きを読む 替えソールのDIY

快適インナー

夏まっさかり…と言いたいところだけど、連日、冴えない天気が続いております。じっとりと湿度が高い中で、雲が切れて気温が上がる中で、時には通り雨もやってくる中で釣りに集中するには、身に付けるもの、とりわけインナーウェアには気を遣います。汗や雨などの水分が体にまとわりつくのは不快ですからね。

登山における低体温症予防のように神経質になる必要もないでしょうが、山あいでは天気がコロコロ変わることが珍しくないだけに、“アウトドア仕様”のものをチョイスするのが無難なのかもしれません。昨今は素材開発が進んで高性能なものが多く、汗処理の調整がしやすいレイヤリングを前提に様々なタイプのものが店頭に並んでいます。 続きを読む 快適インナー

懐柔釣行?

家族4人の中で渓流釣りを嗜むのは残念ながら私だけ。そんな状況下、半日でもフリーとなれば川に出かけ、家にいてもフライを巻くか録画した釣り番組を見るかという生活を続けていては、さすがに旗色も悪くなってきた今日このごろです。家人と休みが重なった際に、釣りに出かけると言い出す敷居は高まるばかり…。

一人でも同志がいれば、パワーバランスも変わってくるんじゃなかろうか!? 邪心ともども前々から考えていたのが、長男を“こちら側”に引き入れてしまおうという策略です。釣りにハマった暁、H&C諸氏の了解を得てメンバー入りという展開になれば、こちらとしても動きやすいですからね。 続きを読む 懐柔釣行?

車載ロッドホルダー

先のエントリーで、ロッドを車に立てかける際に使うホルダーを自作した(そして今ひとつの仕上がりとなった)ことを書きました。

それとは別に、前々から何とかしたいと思っていたのが「車内」のロッドホルダーです。入渓したエリアの反応が芳しくなかったり、他の釣り人と鉢合わせしちゃったりした際には、クルマで次の候補地に向かうことになりますが、ロッドを無造作に放り込んでの移動はちと心許ない。やはり、安定的に固定したいところです。 続きを読む 車載ロッドホルダー

竿掛けのDIY

川に到着して準備をする時、ランチで小休止の時、釣りを終えて帰り支度の時…。ロッドを一時的にクルマに立てかけておくことがあります。が、バランスを崩して倒れるなんてこともしばしば。それに気が付かずに踏んづけてロッドをへし折るなんてことがあったら目も当てられません。クルマを大事にしている人の中には、スネークガイドによる細かい擦り傷がボディに付くことを懸念する声もあるんだとか。

粗忽者のワタクシが、そんなトラブルを避けるのに役立ちそうだなぁと思っていたのが、C&F DESIGNのロッドスタンド「CFA-80」。マグネットで車体に貼り付け、フォーム材にあしらわれたスリットにロッドをセットしておけば、ひとまず安定するっていう製品です。 続きを読む 竿掛けのDIY