お守りのご利益

目の前に「お守り」があります。ジーザス&ヒレピン子の紹介で顔を出すようになったバーのマスターの粋な計らいで頂戴した品です。

半年ほど前からご用意いただいていたようですが、なかなかタイミングが合わず…。別途、店に出向いたご両名に託され、私の手元にやってきたのでした。先週の水曜日のことです。 続きを読む お守りのご利益

トンネル真っ只中

どちらかというと楽天的な性格 ★★★★★
どちらかというと辛抱強い方だ ★★★★☆
どちらかというと無欲でもある ★★★☆☆

大抵のことには飄々としていられる私ですが、そろそろ滅入ってきました。 続きを読む トンネル真っ只中

KAVUをかぶって悟ったこと

部屋の片隅に、放置されて久しい帽子が転がってます。

KAVUの「CHILLBA(チルバ)」。日本の菅笠というかベトナムのノンラーというか…。真上から見るとまん丸、真横から見ると二等辺三角形。つまり円錐型をしたユニークなデザインが特徴です。 続きを読む KAVUをかぶって悟ったこと

フックが無くてもタイイング

四国・中国地方を縦断し甚大な被害をもたらした台風12号。その影響は関東にも及んで、さすがに先の週末は釣りどころじゃありませんでした。

土曜日、都心の雨量はさほどでもなかったのですが、ネットでチェックしてみると近郊の山間部はかなりの荒れ模様。奥多摩方面へいつも使う青梅街道(国道411号線)は古里あたりで通行止め。中央道、圏央道も一部に不通区間があります。加えて、鹿留や小菅村、丹波山村といった土地勘のある場所には、避難指示あるいは避難勧告が出された区域もあり、相当の風雨が吹き荒れている様子です。 続きを読む フックが無くてもタイイング

完封コールド負け

悪戦苦闘、孤立無援、青息吐息、四面楚歌、絶体絶命…。なんつーかですね、まったく歯が立たない感じの「ボウズ」でありました。

8月27日に丹波川にでかけた時のこと。のらりくらりと運転していたせいか現地到着は遅れ気味。さらに、いつも入漁券を購入する商店のおばちゃんが「昨日はずいぶん雨降ったのよ」と言うのを聞いたあたりから、悪い予感はしておりました。 続きを読む 完封コールド負け

脳裏に焼き付いた1匹

それは昨年9月の土曜、いつものメンバーで山梨県の日川に出かけた時のことです。

テンカラで見慣れた渓相を釣り上がり、民宿の下流域にあるちょっとしたポイントにたどり着いたのは11時ころだったかな。個人的に好きなんですよ、この場所。大きな岩陰に身を潜め、イモムシくん毛鉤を流心脇に何投か振り込んだところ…来ました来ました、「ズンッ」という反応。すかさず竿を立てたところ、思った以上の引きです。 続きを読む 脳裏に焼き付いた1匹

キープネットの再購入

我々の間では、とびきり小さいのは別として、それなりの釣果に恵まれた際には誰かしらに現物を見せてからリリースするのが習慣化してます。柔らかく大きなネットに一時的にキープして流れに置いておき、近くで釣っている仲間を見つけると、「ま、こんな感じですわ」ってな具合。

第三者に披露すれば、釣れたことの揺るぎない証拠にもなるし、サイズによってはちょっとした優越感に浸れたり…。ま、釣り人としての成熟度が低いという話もありますが。 続きを読む キープネットの再購入

リールにおけるティペット末端の雲隠れ対策

釣行に備えて事前にラインとリーダーを結んでおく時、フライをロストしてしまったのを機に釣り場を大きく変える時、1日の釣りを終えてライン一式を撤収する時…。

こんなシーンで私は、リーダー(+ティペット)もろともラインをリールに完全に巻き取ってしまうのですが、後から先端部が見つからずに苦労することが少なくありません。やっとのことで見つけた先端を引っ張ると、食い込んだり絡まったりしてトラブルも起こしがち。リールのハンドルに巻き絡めておくなどの方法も採ってみましたが、なかなかうまくいきません。 続きを読む リールにおけるティペット末端の雲隠れ対策

神頼み

いやはや、釣れないのです。

フライを流そうと思うところには、それとなく飛んでいく。
でも音沙汰無し…。
諦めちゃいかんと、再トライ。
でも音沙汰無し…。
次なるポイントに期待を込めて移動してみる。
でも音沙汰無し…。 続きを読む 神頼み

「週末は山梨にいます。」

HOOK&COOKの釣行先は主に山梨県の渓流。1日の締めくくりに日帰り温泉や道の駅などに立ち寄ると、必ずといってよいほど、「週末は山梨にいます。」というキャッチコピーをあしらったポスターやノボリを目にします。これらを見るにつけ「まさに我々のためにあるようなフレーズ!」と、以前からとても気になる存在でした。

元を辿れば、2006(平成19)年度から3カ年の大型観光キャンペーンに向けて考案されたキャッチコピーらしいのです。2007年に、NHKの大河ドラマで「風林火山」が放映されたのをご記憶の方も多いことでしょう。武田信玄に仕えた軍師、山本勘助を描いた同作品の舞台は甲斐の国。折からの“歴女”ブームと重なったタイミングでもあり、“山梨再発見”という一大旋風への期待が込められていたんですね。きっと。 続きを読む 「週末は山梨にいます。」