トンネル真っ只中

どちらかというと楽天的な性格 ★★★★★
どちらかというと辛抱強い方だ ★★★★☆
どちらかというと無欲でもある ★★★☆☆

大抵のことには飄々としていられる私ですが、そろそろ滅入ってきました。

日川釣行で、またもや撃沈。ポイントを変える(足で稼ぐ!)、フライを変える(横着しない!)、ステージを変える(水中も探る!)…。本人は愚直なまでに頑張ったつもりですが、それに応えてくれる魚信はまったくもってありませんでした。

台風後の荒れたコンディション、FF初心者が突き当たる壁、シーズン後半のスレっからし達。言い訳を並べるのはたやすいことですが、事実を受け止めて腑に落ちるまでには時間がかかりそうです。

釣りを終えて、勝沼ICから中央道に乗っての帰り道。いくつも通るトンネルが、今の自分の心象に重なって見えました。(昨今のトンネルは照明が行き届いて明るいけれど)独特の閉塞感と不安感。いつになったら抜け出せるんだ?

自分は一体どこにいるのでしょうか…。帰途になぞらえるなら、

  • 全長5km弱とひたすら長く先が見通せない笹子トンネル?
  • すぐに抜けても次が構える大月-上野原の連続トンネル?
  • 渋滞が常態化し出口が見えても時間を要する小仏トンネル?

──例えそれが夜だとしても、外界からシャットアウトされた空間を抜けた先には「安堵」が待っているもの。先日も、数日後に十五夜を迎える月が空に輝き、闇夜に稜線をくっきりと浮かび上がらせておりました。この澄みきった開放感に浸りたい!

There’s always tomorrow.
After a storm comes a calm.
It’s a long lane that has no turning.

そうですよ。出口のないトンネルなんてない。今の私はそう信じるしかないのです。待てば海路の日和…は、あるのでしょうか。まさか、ここは迷宮への入り口ではあるまいな?

我々がよく行く日川の上流域に程近い全長約4700mの笹子トンネル。って、場所を示してもしょうがないのだけど…

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