Ploom TECH専用ポケット

フィッシングベストを敬遠していた時期もあったけれど、なんだかんだ使い勝手が良くて疲れないので、昨シーズンあたりから原点回帰しつつあります。多くの人に支持される定番スタイルって、それなりの理由があるものですね。

収納力や機動力といったものを並立させるために、メーカー各社はルアーやフライなど“その道のエキスパート”の声を聞き入れたり、監修といった形でコラボしたりしながら、様々な工夫・改良に余念がありません。カタログやWebサイトを眺めつつ、自分の釣行パターンに照らして“BestなVest”に思いを巡らせるのは愉しくもあります。

でもって、私の今季のメインとなりそうなのがSS/MRT FF VEST。年券を収納するのに適した背面のポケットや、大きめのカメラを胸前に下げる際に重宝する両肩のD環などが特徴的ですが、個人的に気に入っているのが水温計を入れるポケットだったりします。

それは胸ポケットの外脇に配置されている、直径10ミリ、深さ11センチほどの細長いポケット。デジタル表示の放射水温計に馴染めず、今なお愛用している昔ながらのガラス棒状水温計(金属カバー付き)がぴったりと収まります。別にどこに収納しても良いんだけど、“それ専用”という細かい仕様に惹かれちゃうんですよね。

Smith製の水温計がぴったり入る細長ポケット

このベストは、レフティーの方への配慮なのか、背中などの大型ポケットはいずれもダブルファスナー仕様だし、小型ポケットやD環などすべては左右対称の配置。従って、先の水温計ポケットも胸部の左右それぞれにあって合計2つってことになります。

さすがに予備の水温計までは携行しないので、何か別のものを入れて有効利用できないだろうか…と考えた時にふと思い当たったのがJTの加熱式タバコ「プルーム・テック(PloomTECH)」です。さっそく試してみたら、思い通りにジャストフィット。こりゃいいわ。

長く使ってきた水温計とPloom TECHはほぼ同じ大きさ
あつらえたかのようにPloom TECHがジャストフィット

喫煙者にとって肩身が狭くなるばかりの世の中ですが、未だ断つ契機がなくてズルズルと来たワタクシ。iQOSの波にも乗り遅れていたのだけど、釣り仲間のジーザスとヒレピン子が共にプルーム・テックを所有していたのに影響を受けて、つい先ごろ入手したばかりだったのです。目下、リアルタバコとの併用だけど、さほど違和感はないので徐々にシフトして行けそうかな。

プルーム・テックを手にした矢先、ベストにあつらえたような収納場所を見つけるなんて、今季はライターも携帯灰皿も持たず、これ一本でいけってことですかね。ベストからの取り出しやすさを考慮して、エレコム製の専用ホルダー「ET-PTCP1」も用意しちゃいました。

ペンクリップのようなホルダーを付けると何かと便利

何らかのミスで警戒心を与えちゃったけど次の可能性は残している…そんな展開で場を少し休ませたい時など、適度な間合いといい、落ち着きを取り戻す効果といい、ちょっと一服というのが自分の釣りスタイルの中に馴染んでしまってます。そのほか、FF関連のイベントに出かけると意外にも喫煙率が高く、スモーキングエリアに自然発生するコミュニティが互いに打ち解けるきっかけを作ってくれたりします。

ということで、時代の趨勢に合わせてそろそろ禁煙しなきゃという気持ちも頭の片隅にあるのだけれど、まだ当面は実現しそうにありません。せめて加熱式タバコに移行し、吸い殻やパッケージ等のゴミを誤って落としてこないことだけは徹底しようと思います。

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