群馬の渓

7月の8〜9日に、群馬県上野村に行ってきました。今年で18回目を迎える「神流川C&Rフォーラム」に参加するためです。ちょうど大きな仕事が一段落した後だったこともあり、精神的にも時間的にも、余裕を持って臨むことができました。

2年前に参加した際には到着がぎりぎりになってしまった記憶があったので、今回は気合を入れて自宅を4時に出発。30分後に釣友ブッタくんをピックアップし、5時には練馬ICから関越道に乗ることができました。さしたる渋滞はなく、下仁田ICから回るルートで、ひとまず上野村のふれあい館に到着したのは7時過ぎのこと。

すぐそばの「谷間」という食堂がやっていたので、女将さんにオニギリを握ってもらって腹ごしらえ。御歳93の翁の戦争体験などに耳を傾けていたら、あっという間に時間が経ち、あらためて会場となる本谷毛鉤釣り専用区へと向かったのでありました。

毛鉤釣り専用区が設けられている神流川

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FFスクールをはじめ、C&Rエリアでのフリーフィッシングや、講演会、そして懇親会と濃密な2日間。諸先輩に囲まれて、それはそれは楽しく有意義な時間を過ごすことができました。細かく書き始めるとキリがないので、とりあえずは釣りに関して雑感を。

初日の午後はジリジリするほどの天候の下、スクールで学んだキャスティングを復習しながら「中ノ沢毛ばり専用区」で実釣です。この時期ともなるとさすがにスレていて、一級ポイントで即ヒットなんてことはまずありません。アプローチやプレゼンテーションに細心の注意を払い、うまくタイミングが合った時だけ口を使ってくるって感じ。数は出ないけれど、いざフッキングすれば9寸クラスのヒレピン美形ヤマメが竿を曲げてくれます(もっと大きいのもおりますが…)。

中ノ沢で釣れた美形ヤマメ

2日目の午後は「本谷毛ばり専用区」へ。こちらもゲキ渋でしたね。フライをギリギリのところで見切る。それでいて、本物のカゲロウやカワゲラが流れてくると迷いなく喰らいつく。徹底的に学習してるって印象です。たまにフッキングしても、ランディングの前にまんまと逃走されるってなことも頻発しました。小一時間ほどのにわか雨が去った後は、もしかしてパラダイス? ──そんな考えは甘く、確かに反応は良くなったけど、なかなかネットには収まらないのでした。

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充実した週末を2人で振り返りながら帰途につき、3時間ほどのドライブで自宅に到着。そんなタイミングで、本流大物師の細山長司さんの訃報を知りました。イベント会場などでお会いすると、いつもフレンドリーに接してくれたんですよね。褐色の肌に深く刻まれた皺がとてもダンディ。かつてエサ釣りをやっていた頃、竹などを使ったビクやエサ箱の作り方を尋ねると、懇切丁寧に教えてくれたことを思い出します。

HDDレコーダーの中を探したら、氏が北海道で大物と対峙する番組がありました。久しぶりに再生し在りし日の姿を偲びながら、合掌した次第です。ご冥福をお祈り致します。

自作したエサ箱にサインを頂いたのも思い出です

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