卓上糸鋸盤をゲット!

何かとお世話になる機会が多い最寄りのホームセンター。その電動工具コーナーでは、商品入れ替えのタイミングなどで、店頭に展示していた現品をセール特価で販売していることがあります。釣りグッズの自作で活躍してくれているRYOBIのベルトサンダーも、そうしたタイミングで見つけたお買い得品です。

つい先日も、スプレー式ラッカーを買いにいったついでにチェックしてみると、卓上糸鋸盤の1つに「展示処分品」のPOPが貼られておりました。藤原産業のES-330Cという製品です。ラッキー! これまで糸鋸が必要なシーンでは、PROXXONの古めのモデルを使ってたんですが、もう少し大型のが欲しかったんですよね。他にも興味深げに眺めていたお客さんがいたので、ここは急げと、近くにいた店員さんに「これください」と申し出ました。

現品処分で安く買えた卓上糸鋸盤。藤原産業の「E-value ES-330C」
現品処分で安く買えた卓上糸鋸盤。藤原産業の「E-value ES-330C」

買えば稼働検証したくなるのが心情です。ここは、また1つランディングネットを自作することにして、その型枠でも用意するとしますか。春先のハンドクラフト展でグリップ材(花梨)とフレーム材(黒柿/トチ)を入手済みなので、あらためて何か調達する必要はありません。ちょっとずつ作業する時間さえ捻出すれば夏にはできるんじゃないかな。

手元にあるグリップ材は、買う時から既におおまかな形に切り出されていたので、ネットのデザインやサイズは自ずと制約を受けることになります。今回はナローシェイプのストレートタイプにすることとし、A3用紙にラフデザインを起こしました。微調整しながら納得いく形が決まったら、本体内側の型枠とする部分を黒サインペンで清書。その線をハサミでじょきじょきとやって、型紙とします。

入手済みグリップ材から余計な部分を削る必要があります
入手済みグリップ材から余計な部分を削る必要があります

型紙を厚さ12mmの集成材に糊付けし、その形に沿って卓上糸鋸盤でカットすればOKです。さて、スイッチオン。今回購入した糸鋸盤は、DIY用途の低スペックのものですが、ちょっとした木工には十分な性能。刃が新しいこともあって、作業はスムーズです。先を急ぎ過ぎると思わぬ方向に切り進んじゃうので、焦らずゆっくりやるのがコツですかね。というわけで、あっという間に型枠が完成しました。

出来上がった型枠。今回は細めのストレートタイプにしてみました
出来上がった型枠。今回は細めのストレートタイプにしてみました

ボール盤、ベルトサンダー、そして糸鋸盤。ランディングネット自作に重宝する3つの卓上電動工具が揃ったのは嬉しいものの、それらを据え置いておくスペースがないのが目下の悩み。2つあるバスルームの1つが納戸と化してるので、そこを工作室に改造するのが現実解かな? 家人にそれとなく話を持ちかけると「工務店に頼まずにできるんだったら検討してもいいけど、そのために先々使いそうもない別の工具をまたたくさん買うことになるんでしょ?」と 痛いところを突いてくるのでした。

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