ランディングネットにGoProマウントを取り付ける

丹波川に釣りに行った時、ランディングネットに取り付けたGoProで写真撮影を試みたことを先のエントリーに書きました。釣れた魚の小ささと、ネットの大きさのギャップがありすぎて、なんだかなぁという結末。加えて、その時に使っていたインスタネットはフレームが金属バネなので、写真映りも今イチな感じだったのです。

というわけで、もう1本、GoPro撮影用のランディングネットを用意することにしました。最も簡単なのは、インスタネットの場合と同様に、純正のベースマウント(平面)をグリップに貼り付ける方法です。しかし、渓流用のネットの多くはグリップが細く、表面が緩やかにカーブしていることもあって、マウントをがっちり固定するのが難しそうです。ううむ、どうしよう。

これがGoPro純正のトライポッドマウント。今回はこれをネットのグリップに取り付けます
これがGoPro純正のトライポッドマウント。今回はこれをネットのグリップに取り付けます

とりあえず部屋を漁ってみると、トライポッドマウントが出てきました。その名の通り、一般的な三脚でGoProを使うための純正品で、そのためのネジ穴(メス)が底面に施されています。比較的小さなパーツであり、今回の目的には好都合。グリップに穴をあけてネジを通し、こいつを固定すればいいんじゃないだろうか。

基本方針は決定です。しかし、グリップに穴をあけるとなると、自作ネット第一号は鹿角なので加工が難しそう。自作ネット第二号は先ごろ完成させたばかりなのでもったいない…。これまた部屋を漁って、前に使っていたORVISのストレートタイプのネットを引っ張り出し、これに細工を加えることにしました。

まずはネジの調達から。三脚ネジって、ちょっと特殊なんですよね。巷でよく見るメートルネジではなくて、インチネジ(ユニファイネジ、UNC)。一般的にカメラ周りで使われているのはネジ径1/4インチ(6.35mm)のタイプです。近所のホームセンターのネジコーナーに行くと、M4、M5…といったメートルネジが幅をきかせている片隅に、インチネジが置かれていました。手にしたのは「W1/4」(ピッチ20山)の長さ20mmのやつ。「W」って、もしかするとUNCではなく英国系のウィットネジのことで、ネジ山の角度などの規格が微妙に違うのかもしれませんが、お店のスタッフさんに尋ねると大丈夫とのことだったので、これを購入しました。

ホームセンターで見つけた1/4インチのネジ。問題なく三脚穴に収まりました
ホームセンターで見つけた1/4インチのネジ。問題なく三脚穴に収まりました

次は、ランディングネットの加工で、先のネジを通すための穴あけ作業です。位置決めした後、電動ドリルで穿孔。木工用ビッドの経を徐々に大きくしながら繰り返し、最終的には6.5mmの穴を貫通させました。これで1/4インチ経のネジがスムーズに通りますが、グリップの厚みの兼ね合いで、ネジ先の露出部分の長さが足りません。そこで、ネジ頭のでっぱりを隠す目的も兼ねて、グリップ裏面の穴を、さらに12mmのドリルビットで3〜4mmほど削り込みました。

電動ドリルでグリップに穴を開けます。最終的には6.5mmのビットを使いました
電動ドリルでグリップに穴を開けます。最終的には6.5mmのビットを使いました
グリップ裏面の穴は、12mmのドリルビットで入り口をさらに広げました。ここにネジ頭が収まります
グリップ裏面の穴は、12mmのドリルビットで入り口をさらに広げました。ここにネジ頭が収まります

トライポッドマウントをねじ込んで見ると、ぴったり固定できました。ただし、グリップの表面がやや局面を描いている関係で、円形のマウント基部の左右端が微妙に浮いており座りが悪い…。この部分は、ディスクグラインダーで削り取ってしまうことにしました。

さて最終的な仕上げです。整形したマウント底面の形に合わせて、Scotchの超強力両面テープをカットし貼り付けます(ネジ穴の所は、文房具の2穴パンチの片方で穴あけしました)。もう1面の剥離紙も取り除いておき、うまく位置合わせしながらグリップに接着&ネジ止め。しっかり固定されていることを確認し、これにて完成です。

マウント基部の左右端が少し浮くのが気になって、ディスクグラインダーで削りました。固定には強力両面テープも活用
マウント基部の左右端が少し浮くのが気になって、ディスクグラインダーで削りました。固定には強力両面テープも活用

ちなみに今回の工作では、手持ち品の活用ということでトライポッドマウントを使いましたが、世の中には、サードパーティー製の便利そうなオプションも数多く存在します。例えば、REC-MOUNTSの「ボルト用ベースマウント」など。これならば、グリップに大胆な穴をあけることなく、ネジ止め+αの作業で済むかもしれませんね。

そうそう、それで思い出したけど、ネジを通すためにグリップに開けた穴まわりに、特に防水対策はしませんでした。もしかすると、そこからグリップ内部に水が浸透して腐食の原因になるかも!? 何度か使ってみて問題がありそうなら、あらためてシーリングを施すつもりです。それより、ネットを何度も水に浸すだけの釣果に恵まれるかどうかが問題なのです。

できあがりはこんな感じ。作業は1時間もかかりませんでした
できあがりはこんな感じ。作業は1時間もかかりませんでした
できあがりはこんな感じ。作業は1時間もかかりませんでした
GoProをセットしてみました。がっちり固定されています

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