ランディングネットの自作〜フレームの型枠編

グリップができたので、今回はフレームを形作るための「型枠」の製作です。これなしで対処する方もいるようですが、径が小さめの場合はフレーム材にきつめのテンションをかけなければならないし(製作過程で折ってしまうリスクがある)、いかんせんネットの自作は初めてなので、安心材料の1つとして用意しようかと。ちなみに形はペイズリーというか勾玉というか、いわゆるカーブネットというやつを想定しています。

ホームセンターで入手した厚さ12mmの合板の端材(50円!)が自宅にあったので、これを利用することに。まず、グリップにつながるフレームの形を2Bの鉛筆で描きます。緻密な人は、グラフ用紙あるいはPC上でデザインしたものをトレースしたりするのかもしれません。私はというと、デッサンするように輪郭線を徐々に書き入れ、バランスを見ながら最終的なラインを確定させます。要はテキトーに(そんなんでいいのか?)。

グリップとのバランスを考慮してフレームの大きさやデザインをラフスケッチ。これを型枠に仕上げます

次は合板のカット。余計な部分を大まかにノコギリで切り落とし、80番のサンドペーパーを付けたディスクグラインダーで輪郭に合わせて削っていきます。こうして、外側はあっという間に作業が進みます。

この型枠、外周に沿わせたフレーム材をタコ糸でがんじがらめにして曲がりグセを付けるのに使うので、(糸を通せるように)内側もくり抜きます。これまたテキトーに線を引いておき、それに沿って5mm間隔ぐらいで電動ドリルで穴あけ。その1つに糸ノコの刃を通し、隣の穴との間を順にカットしていくことで大雑把なくり抜き完了。こちらの切り跡は(スペース/形状的に)グラインダーでは無理なので、バリ取りなどは棒ヤスリで。

でもって最後に、240番程度のサンドペーパーを木片にあてがい、全体を整形しておしまいです。鹿の角のグリップが太めで、これにフレーム材をつなげた時のバランスが微妙な感じになる気もしますが…。ま、どうなるかは、やってみなきゃ分かんないってことにしておこうっと。

描いた輪郭線通りに整形して、ひとまず型枠の完成。ホームセンターで入手した合板の端材で事足りました

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