泣き尺の鱒

両手に収まりきらない大物を眼前に突きだして、ハイポーズ。パーマークがくっきりと鮮やかな魚体にメジャーをあてがうと28cmほど。ちっ、尺には届かなかったか…。

とまぁ、書き出してはみたものの、残念ながら本物ではございません。先般、日川に釣行に出かけたときのこと。いつまでたっても釣果に恵まれない私を哀れんでか!? 毎度のメンバーが私の誕生日を祝してプレゼントしてくれたトラウトの置物であります。

撮影は釣友ブッダくん。自分でも恥ずかしいほど満面の笑みを浮かべていたんで、その部分はトリミングしちゃいました

電動鼻毛カッターやら、舌ブラシ、デオドラントスプレー…。家族が、いかにも“中年オヤジ向け”の品々を意図的に選んでくれたのに対して、何とも有り難き配慮。このトラウトはご愛敬として、前々から目を付けていたスノーピークのマルチコンテナMを贈呈いただきました。ツーバーナー用のガス缶入れ、料理道具の収納ケース、リールやフライボックスの収納庫…。いろいろな用途に使えそうです。

先の“泣き尺”のトラウトくんは目下、自室の壁のインテリア。それを眺めながらタイイングしつつ、いつの日かこんなサイズのを釣り上げるぞと妄想を膨らませている日々でありました。

スノーピークのマルチコンテナ。さて、何を入れようかな…

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