里帰りで一新したツーバーナー

渓魚に遊んでもらうのはもちろん楽しいのだけど、釣行時のもう1つの楽しみがアウトドア料理。どんなメニューを作るにせよ、青空の下という“一翻増し”で美味しさが際立つんですよね。

調理の場で、熱源として長く愛用しているのがスノーピークの「ギガパワー ツーバーナー スタンダード」です。広いスペースを見つけ、アイアングリルテーブルにセットして使うのが毎度のパターン。手狭だったり、時間に余裕がない時は、地面に直置きにしてシンプルに済ませることも間々あります。

昨シーズンのことだったか、そのツーバーナーが不調をきたしました。片方のバーナーにガス缶がうまくはまらなくなってしまったのです。受け側(バーナー側)のネジ溝のピッチが一部狂ったのか、どのガス缶をねじ込もうとしても途中でなめてしまい固定できないのです。

やむなく、正常な片口だけを使っていました。デカくて重いいワンバーナーってとこです。すぐに修理に出せばよかったんですが、面倒さが先立ってしまい、今期もずるずるとそのままで通してきちゃったのでありました。

ガス缶を装着するためのネジ溝が一部破損。パーツを交換して修理してもらいました
ツーバーナーをひっくり返したところ。ガス缶を装着するネジ溝が一部破損。パーツを交換して修理してもらいました

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シーズンオフ、時間がある週末はアウトドアグッズをちょっとずつ手入れするのが習わしです。過日、ツーバーナーにこびりついた汚れを落としたタイミングで、やっと重い腰を上げて修理に出すことを決断しました。さすがにこのまま3シーズン目に突入させ、料理熱心なメンバーに迷惑をかけるわけにもいきますまい。

クルマに乗っけて目指すはエルブレス吉祥寺店。スノーピークストアのあるフロアに持ち込み、スタッフさんに症状を告げました。店頭でちょっとしたチェックをしてもらった結果、本社サポート部門に配送しての修理になるとのこと。そのまま預け、費用が発生する場合は携帯に連絡してもらうことにしました。

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数日後、修理完了の連絡をいただいたので、受け取りに行きました。やはり、器具栓のネジ切の一部が破損していたのが原因のようで、新しいパーツに取り替えられておりました。ガス漏れを防ぐOリングの劣化も見つかり、新品交換になったそうです。

さらに、ツーバーナー底部のベースプレートに、テフロン加工の不具合が見つかったそうな。ご丁寧なことにこれも交換対象となり、オーバーホールの結果、まるで新品のように綺麗になって手元に戻ってきました。今回の修理はすべて無償とのこと。いやはや、ありがたい限りですわ。

帰宅後、あらためてガス缶を2つセットして着火してみたところ、左右のバーナーともに正常な炎が立ち上がりました。道具が、本来の機能を発揮するってのは気持ち良いもんですね。もっと早く修理すればよかった。

ほかの道具類にも、不調な個所が目立ってきた今日この頃。オフの間にきっちりとメンテナンスして、気持よく来期を迎えようと思います。

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