道路も川も混雑の1日

日川に行ってきました。好天が予想された3連休とはいえ、中日ならば中央道の渋滞も少しはマシなはずと読んだのですが…やはり甘かった!

調布ICから乗ったのは6時ころ。その後、国立府中から相模湖あたりまで断続的なノロノロ状態となり、勝沼ICを下りたのは9時近くになっていました。いつもより1時間ものロスです。それでも、現地に到着して山の空気を吸えば気分一新。正午に車を停めた場所に戻ることとし、メンバー4人は散り散りとなりました。

最初に入ったのは、上流方面にちょっと歩いた堰堤上のエリアです。準備を整えて釣り上がり始めると、河原にヒトの足跡があるのに気づきました。前日のものか、それとも今朝のものなのか…不安が過ります。

ややもして、沈み石が適度に入った好ポイントに到着。過去の実績もあり、期待してもいいんじゃないかな? 慎重に近づいてパイロットパターンをキャストします。しかしながら、可能性がありそうなレーンを一通り流しても反応はなし。ここで出ないと厳しいなぁ。

その後も、所々でチビアマゴが毛鉤にじゃれる姿が目視できるのですが、本命サイズが出てきません。と、そこで竿を畳んで下りてきたエサ釣り氏2人に遭遇。お話ししてみると、1時間ほど前に入って、この先200mほどを釣ってきたとのこと。ビクには5匹のアマゴが収まっておりました。

場所を変えるしかないか…。でも、2人の話ではさらに上流にはルアーマンがいるとのことです。下流域には同行メンバー3人が分散して入っているので、とりあえずはここしかないか。竿抜けポイントに期待しよっと。

しかし、現実は厳しくチビアマゴ以外は遊んでくれません。唯一、手に力が入ったのは、ちょっとしたプールで20cm台前半のアマゴが出てきた時のこと。アワセが早すぎたのか、針がかりはせず。フックで触ってしまったようで、やはり2度目はありませんでした。

約2時間、ゆっくりとランチタイムを満喫して午後の部です。川に沿った県道を、釣り人が入っていないかチェックしながら歩き下ります。適当な場所から入渓し、駐車スペースまでの釣り上がり。ところどころに足あとがあるけれど、これはきっと午前に同行メンバーが歩いたものでしょう。

しばらくは陽の入らない薄暗い谷間が続きます。落ち込みから続く小規模なプールにフライを流すと…肩ぎりぎりの所で追い食いする陰がありました。そこそこのサイズかと思いきや、釣り上げてみれば17cmでがっくし。その後、ちょぼちょぼ釣れるも20cmを超えるものには巡り逢えません。

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20cmを超えるアマゴがまったく出てきません

ラスト30分。過去によい思いをしたことのあるポイントへ移動して集中しようと企みましたが…そこに釣りを終えたというフライマンが現れ、世間話モードに突入。結局はロッドを振ることもなく、尻切れトンボで日川の1日が終わりました。

帰途の中央道は、勝沼ICから絶望的な大渋滞です。事故による1車線規制が敷かれた時間帯に鉢合わせ、帰宅まで4時間超。釣りと運転で疲れた体をベッドに横たえても、しばらくは赤いテールランプの残像が眼の奥から消えないのでありました。

帰途の中央高速は大渋滞。写真はブッタくんが撮影
帰途の中央高速は大渋滞。写真はブッタくんが撮影

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