ちょうちん釣りで始まった2012年。

去年は川面が凍っていた日川、今年はどうなることかと思いましたが、確かに寒くはありましたが天気はなんとか保ち、無事今年の初釣行を敢行してきました。いよいよ今年も渓流シーズンの開幕です。

今年はちょうちん釣りを積極的にやっていこうと思っています。
ちょうちん釣りの最大の利点は、木の枝などの障害物で仕掛けを投げ込みにくい場所へダイレクトに針を垂らせることです。日川などはまさにそれ。意外に木が川にかぶさってきている場所が多いので、是非ともちょうちん釣りで挑戦してみたかったのです。
一つだけ不安だったのは、釣れた時の取り込み方法。どうやって取り込むのかが全くと言っていい程想像出来ず。

エサは、ちょうちん釣りでは頻繁に取り替えるのが果てしなく面倒なので、いつもの絶好釣の他に、1回つけたらしばらく保ちそうなミミズも用意してみました。初ミミズ。臭い。ミミズは特にミミズ通しなど使用せず、ちょんがけで。簡単に。

今年の一番竿はヒレピン子でした。竿の準備をしている間にやられたので、ちょっと悔しい。
負けじとちょうちん+ミミズの初仕掛けで、落ち込みなどのピンポイントを狙います。気候のせいか、全くと言っていい程アタリはありませんでしたが、なんとか数少ないチャンスをモノにすることができました。

最初の取り込みは、そこそこ開けた場所だったのでグルッと竿先を岸側に回したら、たまたまそこにヒレピン子が立っていたので取り込んでもらえました。ラッキーでした。でもヒレピン子に「二度とやらない」と言わんばかりの目で見られてしまいました。
二回目はヒレピン子は近くにいなかったので、仕方なく一人でやってみます。周囲に余裕も無かったので竿先をたぐり寄せるように竿を自分の後ろへグイグイと送り、なんとか魚をタモに納めようと手を伸ばしますが、案の定あと一息のところでタモは届きません。竿の角度を変えてみたり思いっきり手を伸ばしてみたりと散々苦労した挙げ句、なんとかラインを掴むことが出来たのでそれを手繰ってようやく魚に辿り着くことが出来ました。端から見たらさぞかし滑稽だったであろうことは想像に難くありません。今にして思えば、魚を寄せるんじゃなくて自分が寄っていけば良かったのかもと反省もしきりです。いやぁ、参った参った。慣れるまではまだまだ苦労しそうです。

木に引っ掛けない為のちょうちん釣りでしたが、散々木に引っ掛けてしまい、終わってみれば結局作っていった仕掛けは全滅してしまいました。んん。いろいろと奥が深い。
それはそうと、やはり渓流は良いですな。今年も頑張ろうっと。

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