今更ながら仕掛けを変えてみた。(では針を結びましょう)

前回:今更ながら仕掛けを変えてみた。(何故針を結ぶことにしたのか)

一番の問題は「針を上手く結べるか」です。道糸とラインならガッチリ結ぶことは出来ますが、針とラインとなると、上手く結べなければもし万が一ちょっと大きな魚が釣れてしまった時に針がすっぽ抜ける危険性が。
しかしそこは、すっぽ抜けるならすっぽ抜けるで良い経験になるだろうと、腹を括っていざ結んでみます。

タックルベリーのサイト(釣り糸の結び方)
タックルベリーのサイト(釣り糸の結び方)

結び方はネットでちょいと探すとわんさかと出てきます。いくつか見てみて、微妙な違いを咀嚼しつつ、判りやすいサイトをブックマーク。今回はタックルベリーさんのサイトを参考にしました。このサイト、初心者向けにいろいろな結び方を丁寧に解説されていますのでオススメです。
さて、穴の開いていない針を結ぶ時は、「外掛け結び」と「内掛け結び」があるようですね。大雑把に言うと「外側から巻くか内側を巻くか」の違いですが、「内掛け結び」の方がちょっとだけ難易度が高い分頑丈な結び目になるようなので、先ずはそちらを試してみました。

内掛け結びの難点

結論から言うと、多分慣れれば何てことはないんでしょうが、2回結んでみて2回とも引っ張ったらすっぽ抜けたので、早々に諦めました。
内掛け結びは針の上にラインで輪っかを作り、その内側にラインを5回ほど重ならないように巻き付けるのですが、その時針の曲っている方へ向かって巻き上げていかなければならず、つまりどんどん作業空間が小さくなっていくわけで、ただでさえ小さな針に細いライン、慣れないと思うように巻けないことが判りました。
今思えば、サイトに掲載されていた図の通りにやろうとしていたのがいけなかったのではないかと思います。多分サイトの図を180度回転させた持ち方で結んだ方が(右利きなので)やり易かったのではなかろうか。幸い渓流はシーズンオフに入りましたので、この間に少し研究したいと思います。
しかしこの時は、次の釣行も迫っていたので内掛け結びは諦めたのでした。

外掛け結びは簡単だった

対して、外掛け結びは輪っかを作る必要も無く、巻き付ける方向も針側からチモトへ向かってです。内掛け結びで挫折した後だととても簡単です。5回程結んだ頃にはもう何も見なくても結べるようになりました。ということはつまり、現場でも針の付け替えが出来る、ということです。
となると、心配なのは外掛け結びの方が内掛け結びより弱い、という点ですが、まぁそんなことは使ってみないと判らないし、そんなに大きな魚は釣れないので(涙)、まずは外掛け結びで行ってみましょう。

針を結ぶ時の注意点

結び方を調べていると、どちらでも必ず注意されている事が2点あります。これは外掛け結び・内掛け結びに関わらず大事なことなので、ここでも触れておきましょう。
一つは、ラインを締め込む時、必ず濡らすこと。ラインは高熱に弱いとのこと。締め込む時の摩擦熱で簡単に耐久性が落ちるようです。確かに、平気だろうと濡らさずに作った仕掛けはすぐ針がすっぽ抜けた(ような)気がします。
ドングリ隊長に確認してみると、本当なら(今までそんな事何もしていなかったけど)糸同士を結ぶ時でもそうした方が良いとのこと。
特に今回からはラインを細くするので、その耐久性には気を付けようと思った次第です。
もう一つは、針の内側にメインラインが来るように結ぶこと。これもどこでも必ず言われていますが、何故そうするかについて言及しているところはあまりありませんでした。
これは、結んだ針を実際に何かに引っ掛けて引っ張ってみると良く判ります。針の外側にメインラインがあると、ラインを引っ張った時に針が開いてしまうのです。開くという表現が正しいかどうか判りませんが(ちょっと図にしておきますね)、つまり、ラインを引っ張った時に針がちゃんと魚に引っ掛かるようにするためには、ラインは針の内側になければいけないのです。
この2点は釣果に直結しそうですので、これから針を結んでみようという方は気を付けてくださいね。

という訳で、ではどんな仕掛けが出来たのか、はまた次号。

針に対するラインの位置の違いは、ラインを引いた時に影響が現れます。
針に対するラインの位置の違いは、ラインを引いた時に影響が現れます。

おまけ

ちょっとだけこんなものを買ってしまおうかと思ったのはナイショ。

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