楽しい定例会。

元々酒飲みな我々の打ち合わせは、最近はもっぱら新宿の某居酒屋で行われている。
おかげさまで、もう店員さんにもだいぶ色々と憶えてもらっている。
今週も定例会が開かれた。どうやら今週末はみんなで釣りに行けるらしい。

お酒を酌み交わしながら、検討される議題は二つ。
「どこへ行くか」と「何を食べるか」だ。

「どこへ」は色々と語られる。
「そろそろあそこへ行きたいなぁ」「今年はまだあそこへ行っていないよ」「新しい所を開拓しようよ」
言いたいことを言うけど、みんなの意見が何となくまとまって、行く川が決まる。
選定の基準はない。大体気分だ。

しかし、「何を」については少々熱が入る。
自分の食べたい物(しかも何日か先に本当に食べたくなっているか判らない物)を如何に相手にも食べたいと思わせるか。
そこには戦いがあるのだ(ウソ)。
ドングリ隊長の料理の装備が充実しまくっているだけに、作れるメニューも際限が無い。
あれもこれもと、話題は尽きない。

「次は是非イタリアンを」「美味しかったあのメニューをもう一度」
「前回の失敗を踏まえた上であれをもう一回」「あのメニューの作り方は」
「具材はあれにしても良いんじゃない」「魚臭い手でそれを作るのはどうかと」
「あれを作るならあの道具が必要」「調味料は」「材料は」

明らかに「どこへ」よりも長い時間を費やしながら、議論は続く。
そうして定例会の夜は更けていくのだ。

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