防寒対策に買ったフリースタイツ

解禁当初の山間部。久しぶりの釣りともなれば身も心も躍るのですが、現実は──“寒い!

ダウンを着こみ、ニット帽を被り、グローブをはめていても、1桁台前半の水温の中に立っているうちに足下からジワジワと寒さが伝わってきます。魚の反応がないという追い打ちがかかろうものなら、さらにトーンダウンしてしまうのが常。

冬期の管釣りや解禁直後の川で、もう少し暖かい思いがしたい…。そこで気になったのがネオプレン製のウェーダーです。シューズは別途、履き慣れたものを使いたいので、できればストッキングタイプがいいなぁ。でも、調べてみたら、あまりバリエーションってないんですね。

とえあえず目星をつけたのが、モンベルの「ネオプレン ストッキングウエイダー」。素材の厚さや全体の雰囲気ってWebを見ていても分からないので、とりあえずは現物をチェックしてみることにしました。

向かった先は、JR恵比寿駅の近くにある直営店です。別の用事で新宿店に立ち寄ったときにスタッフの方に伺うと、「釣り関連は旗艦店の恵比寿がお勧め」とのことだったので。

2Fにフィッシング専用コーナーが設けられていました。早速、見てみると…残念ながら店頭に陳列されていたのはブーツフットタイプのみ。ちょっと拍子抜けです。う~む、どうしよう…と思った時に目に入ったのが「ウェイディングタイツ」なるアイテムでありました。

何のことはない、フリース製のタイツなのですが、足首部分に一工夫加えられています。何と言うんですかね…。お嬢ちゃん達がめされているトレンカ風といえばよいのでしょうか。裾がズリ上がらないようにストレッチ素材の靴下のようなもの(踵と甲まわりはカットされている)がついているのです。

あ、これでいいじゃん。暖かそうだし。ってなことで買ってしまいました。4900円なり。ちなみに身長177cmで痩せ形の私にはLサイズがジャストフィットでした。

最初に使ってみたのは日川でのこと。まずユニクロのヒートテックのタイツを履き、その上にウェーディングタイツ、そしてGORE-TEXのウェーダーというレイヤリングです。最初はモコモコ感がぬぐえなかったのですが、すぐに慣れます。いや、こいつは暖かいですわ。快適っす。

続く秋川釣行にも同じ出で立ちで臨みました。何も考えず「3月の釣り=極寒」という図式が頭の中で出来上がっていたからなのですが、この日は前々から「日中は20度近くまで気温が上昇する」って予報されていたんだった。結果はというと「暑い×蒸れる=不快」。午前だけは耐えたものの、ランチの時に脱ぎ捨てて一息ついた次第です。

その風変わりなデザインゆえ、日頃のルームウェアに流用することは非現実的かも。洗濯時に初めてそれを目にした家人の一言は、「この時代遅れの野球のユニホームってどうしたの?」でありました。

これが新調したウェーディングタイツなるもの

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