ちょうちん釣りについて思ったこと報告。

今年の目標の一つであるちょうちん釣りを最近は試しています。 おかげで長い仕掛けがやりにくいと感じる時がこの頃間々あったりして、それで良いのかどうか疑問も覚えつつありますが。

どんな川でも場所によっては木の枝が川面に被ってきたりしていて、やりにくそうなポイントはあるものです。
普通にはやりにくいのであれば、そこはちょうちんポイントに他なりません
ちょうちん釣りというのは今さら説明するまでもありませんが、通常竿と同程度の長さにしておく仕掛けを極端に短かく作り、ピンポイントの釣りをするための釣法です。仕掛けが短かい分狙えるポイントが限られますが、木の枝などで流しにくい場所などで大変重宝します。

先日の日川なども意外に木が多く、普通の仕掛けでは厳しい所が多いので、初めて最初から最後までちょうちんで挑戦してみました。結果的にはまぁ成功したと言って良いでしょう。今季初のつ抜け(サイズはさて置き)を達成出来ましたし、24cmのイワナちゃんも上げられました。

そんなこんなで、色々とちょうちん釣りについて思うこともチラホラと出てきました。取り敢えずちょっとまとめてみたいと思います。

 

短い仕掛けでの合わせ方

ちょうちん釣りをしてみるに当たって心配していたことの一つに、通常との合わせ方の違いがあるのかどうか、というのがありました。人によっては「上げるんじゃなくて下ろすんだ」みたいな説もあり、ドキドキです。
けれどもこれは、多分竿の硬さとか仕掛けの長さとかが関係しているのでしょうが、普通の仕掛けと同じ感じで大丈夫そうです。「ちょうちんだったから上げられなかった」みたいなことはまだ無いです。

短い仕掛けの取り込み方

最も恐れていたのがこの問題です。魚が掛かったとしても、普通に竿を上げたところで魚は遥か前方にぶら下がるだけです。当然タモを差し出しても魚に届くはずも無く、あたふたと慌てふためくことになりそうな素敵な予感ばかりがしていました。
しかしこの問題も、慣れれば何ということもなく。始めのうちはヒレピン子に取り込んでもらったり本当に慌てふためいたりと醜態をさらしていましたが、ただひたすら落ち着いて竿を何段かたためば何とかなりそうです。せっかく釣り上げたのに空中で針が外れてしまう、という憂き目にはまだあっておりません。

意外に引っ掛ける

普通にはやりにくいポイントこそがちょうちんポイント。しかしそれが盲点であったりもするのです。
木が出張ってきている下などは絶好のポイントに見えたりするのですが、所詮木の下は木の下。ちょうちんだとその下は流しやすくても、竿を上げれば木に当たることに変わりはありません。むしろそういう場所を狙って流すので、うっかり上の木に引っ掛けてしまうことが多くなってしまいました。気を付けねばなりません。

エサの付け替えが面倒

これもいかんともし難いことではありますが、後ろに竿を引く手間と充分なスペースを必要とし、場合によっては竿をいちいちたたんでエサを付け替えなければなりません。まぁ、エサを付け替えるついでにひと呼吸間が取れる、と前向きに解釈していますが。
イクラではすぐに白くなってしまうので、付け替えの手間を省こうと使用してみたミミズはなかなか良かったのですが、いかんせん動きと匂いに耐えきれず。今度はワームでも使ってみようと思っています。

今後の検討課題

川っていうのはいろいろな渓相があるものなんです。ちょうちん釣りしか出来ないところはありません。
その辺りを踏まえて、臨機応変に仕掛けを変更できる仕組みが欲しいところです。仕掛けの交換を簡単に行えるように工夫するのか仕掛けの違う竿を2本持つのかはまだ判りませんが。

 

このようにちょうちん釣りには長所短所ありますが、便利と言えば便利ですし、面白いし、今後も続けていきたいとは思っています。
また何かあったらご報告します。

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