コック・デ・レオン

ドライフライのテールとして、いつもは化学素材のバーサテール(VERSA TAIL)を使うことが多いのですが、たまには違うものをということで、Whitingの「コック・デ・レオン テーリングパック」を買ってみました。

コック・デ・レオン(Coq de Leon:スペインのレオン地方が原産とされる鶏)の、腰近くというか尾の手前というか、何やらその辺りに生えている羽根のファイバーがテール材に適しているんだとか。長さとか、張りとか、模様とかが絶妙なんですかね。ともかく、そいつを何枚かまとめて袋詰めし「テール材にどうぞ」っつーのがテーリングパックなわけです。

雑誌等でずいぶん取り上げられているので気になる存在ではありました。で、直接の引きがねとなったのは、先般、ハロップファミリーのタイイングDVDを見たこと。コック・デ・レオンのテールと、グースバイオットのアブドメンの組み合わせ。最近ではよくあるパターンなんでしょうけど、巨匠の手業をもってすると、リャンハン増しぐらいに見えて…。要は人の影響を受けやすいというか、単なるミーハーというか、突如ほしくなったのでした。

Whitingのコック・デ・レオン テーリングパック。これだけあれば、しばらくもつな…

さて、本日はワタクシの誕生日。にも関わらず、家族はそれぞれ朝から出払って留守番役となったので、これ幸い?とばかりに昼間からビール片手にタイイングすることに。せっかくだから、歳の数だけ巻いてみようと意気込んだのですが、昼に飲むビールは妙に回りが早く、やっとこさ成人式を迎える数に達したところで根性切れ。目標の半分にも及ばぬまま惰眠をむさぼって終わりっす。

あ、もちろん当のコック・デ・レオンも使いました。グースバイオットもね。その成果物を写真にアップしたいところですが…なんつーかですね、アルコールが抜けきったところで冷静に見ると、自分が思ってたイメージとは全くかけ離れたシロモノになってしまったので、差し控えます。

ともかく無事に仕事の山を越えて、こうしてウィークエンドにのんびりする余裕もできたところで、明日はさっそく釣りにでも行こうかと。1つ歳を重ねて臨む久しぶりの釣行はどうなることか。ちと天気が気になるところですけどね…。

 

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